クレジットカード詐欺の手口の中には、レジやATMなどにクレジットカード情報を盗み取る機器(スキマー)を仕込む「スキミング」がある。 近年、アメリカではクレジットカード詐欺被害が急増。2018年のレポートによれば12カ月で6000万件の被害があり、そのうち75%がPOSデバイスへのスキマー設置によるものだったとのこと。 フロリダ大学の研究者チームは、スキミングから消費者を守るべくスキマー検出ガジェット「Skim Reaper」を開発した。数年前に開発された同ガジェットはいくつかの調整を経て、このほど販売に至ったようだ。・POSに通すだけでスキマー設置が検知できるクレジットカードは、カード読み取り部の磁気特性により情報を保持している。カードをPOSデバイスに通すと、読み取りヘッドが磁気情報を読み取る。 スキミングでは、POSデバイスに情報を盗み取るための読み取りヘッドを追加することになる。 カ