AppleとGoogleに対し、世界各国の規制当局が圧力を強めている。規制当局は、両社がモバイルデバイスにおける自社の影響力を乱用してアプリ開発者を支配し、その過程で利益を増やしてきたと指摘している。 韓国の国会は現地時間8月31日、AppleとGoogleに対して「App Store」と「Google Play」で課している制限を緩和するよう求める法案を可決した。大統領の署名を経て施行されるこの法案は、アプリストアの運営企業が、正当な理由なくアプリの承認を遅らせたり、承認済みのアプリを削除したりすることを禁止する内容だ。法案はまた、アプリストアがアプリ内課金システムの利用を義務づけることはできず、開発者は別のシステムを選んだり、独自のシステムを構築したりする機会が与えられるとしている。 この法案は、他国の議員や規制当局も注視してきたアプリ内課金に狙いを定めている。AppleとGoogle