2年前のアニメ・ジャズ。押淵玲子さん(左)は抗がん剤治療の影響で髪が短く、「一休さん」姿で歌った=福岡市博多区 鉄腕アトム、ゲゲゲの鬼太郎、ガッチャマン……。懐かしのアニメソング(アニソン)がジャズCDになった。かつて子どもだったすべての大人たちへ送る一枚。作ったのは福岡市城南区のジャズシンガー押淵玲子さん(52)。10月、がんの再発がわかったばかり。売り上げ1枚あたり800円を、同じようにがんと闘う子どもたちに寄付する。 押淵さんは2006年12月、アニソンをジャズにアレンジしたライブ「アニメ・ジャズ」を企画した。「妖怪人間ベム」の主題歌がジャズの名曲「It Don’t Mean A Thing」に似ているねという軽いきっかけだったが、好評だった。 翌年に乳がんと診断され、左の乳房を切除した。08年にライブ活動に復帰、2回目のアニメ・ジャズも成功させた。「いつまで元気でいられるかわ
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