中国のテクノロジー大手である百度(バイドゥ)が手がける「Android」アプリ2本が、アプリストア「Google Play」から10月末に削除されていたことが明らかになった。 Googleは、「Baidu Maps」と「Baidu Search Box」がユーザー情報を収集するコードを含んでいるとの報告を米サイバーセキュリティ企業Palo Alto Networksから受けていた。 Palo Alto Networksのセキュリティ研究者であるStefan Achleitner氏とChengcheng Xu氏によると、このデータ収集コードは、両アプリ内でリアルタイム通知を表示するのに使われる「Baidu Push SDK」の中で見つかった。 このコードはスマートフォンのモデル、MACアドレス、通信事業者の情報、国際移動電話加入者識別番号(IMSI)などの情報を収集していたという。 両氏は、