前回は画像ヘッダ(ppmフォーマット)について扱いました。 これで前準備が終わり、実際の画像処理に取りかかることができます。 ただその前に、画像に関する情報はまとめて管理しておくと便利かと思います。 ByteArrayに画像ヘッダ以外のデータ、つまり画像データ本体を格納することになるんですが、その画像データにアクセスする際にいくつかの画像に関する情報が必要です。なのでそれらの情報をどういう風にまとめようかと考えたんですが、ここではOpenCVで利用されているIplImage構造体に倣います。 ・IplImage構造体 (OpenCV/cxcore/include/cxtypes.h 内に定義されている) typedef struct _IplImage { int nSize; /* sizeof(IplImage) */ int ID; /* version (=0)*/ int nCh