2025-03-05

ピル認可】パネリストか代弁するものは、必ずしも該当者の総意ではない。【ぼやき

フェミニズムピル認可について触れています

※ただのぼやきです。

番組フェミニズムについて取り上げているのを眺めながら

気になったことにちょっとだけ触ってみる。

私は30代の女性だが、

フェミニズムについては対岸の火事について眺めることが多い日々だ。

そこでパネリストが、あたか女性全員が望んていることかのように、

もう「議論がされつくしていることが承認されていないのは女性差別だ!」と主張する為の一例として挙げられたトピック

個人的にすごく引っかかるトピックであった。

「緊急避妊薬や低容量ピル薬局で買えないのはおかしい。男性バイアグラ承認はすぐだったのに。」

真っ先に思ったのは、

そりゃホルモン剤酵素阻害薬(PDE阻害薬)じゃ話は違うでしょ。

ということだった。

勿論血栓リスク等言いたいことは他にもあるのだが、

ホルモンに影響を与える薬を気軽に買える世の中は危なくない?

と思った。

生理妊娠を軽視しているわけではない。

私自身も婦人科に難があり、黄体ホルモン薬の世話になることがある。

飲む時はアドヒアランスの維持に気を遣う。

飲み方を雑にすることで、ホルモンバランスが崩れてしまうことが怖いからだ。

気軽にホルモン薬が手に入る世の中になったら、

かに月経困難症や望まぬ妊娠に苦しむ人たちに救いの手が伸びるかもしれないが、

めちゃくちゃな使い方をして体を壊したり、壊されたりする人が現れる……と、

少なくとも私は身構える気持ちになる。

仮にバイアグラ男性ホルモン関連の薬だったら

もっと流通は慎重になっていたのでは…?

と、テレビを眺めながら思った。

フェミニズム自体からとは脱線する話だが、

「性ホルモン薬が薬局で手に入る世界」を

議論され尽くしたと述べてしまうことや、

たかも【私たち(=女性全員)】が望んでいるかのように語られたのが

なんとなく、なんとなくだけど、

嫌な気持ちになった。

世の中を変えるために声を上げること自体大事だと思うが、

自身問題点理解出来ている完全なる正義であると思い込んでいるかのような危うさを感じた。

私自ももちろん全知全能ではないので

驕りすぎず、黙りすぎず、

うまく世の中に関わっていければいい。

そう眠い頭の中で思ったのでした。

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