はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの砂443個をカタログ化して公開
探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、大きさや形などをカタログ化したデータを専用サイトで公開した。その上で、この砂をつかう研究テーマの国際公募を近く始めると発表した。国内外の審査委員が評価し、承認されたテーマについては今年6月にも砂を分配するという。
公開したのは、リュウグウに着陸して、地表と地下から採取した443個の砂や石。重さや大きさ、形などを画像付きでカタログ化し、公開した。臼井寛裕・地球外物質研究グループ長は「高精度な画像を誰でも見ることができる。リュウグウの世界を、たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話した。
カタログは下記サイト(https://darts.isas.jaxa.jp/curation/hayabusa2/)で見られる。
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- 【解説】
小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」から持ち帰った砂や石の分析が続いています。 砂が詰まったカプセルをはやぶさ2が地球に帰還させたのは2020年12月。JAXAはそれから半年かけて石や砂をリストアップし、21年6月に国内
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