はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの砂443個をカタログ化して公開

小川詩織
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 探査機はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、大きさや形などをカタログ化したデータを専用サイトで公開した。その上で、この砂をつかう研究テーマの国際公募を近く始めると発表した。国内外の審査委員が評価し、承認されたテーマについては今年6月にも砂を分配するという。

 公開したのは、リュウグウに着陸して、地表と地下から採取した443個の砂や石。重さや大きさ、形などを画像付きでカタログ化し、公開した。臼井寛裕・地球外物質研究グループ長は「高精度な画像を誰でも見ることができる。リュウグウの世界を、たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話した。

 カタログは下記サイト(https://darts.isas.jaxa.jp/curation/hayabusa2/別ウインドウで開きます)で見られる。

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この記事を書いた人
小川詩織
デジタル企画報道部
専門・関心分野
宇宙・天文、気象・防災、海洋・船舶
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    東山正宜
    (朝日新聞デジタル企画報道部次長)
    2022年1月14日23時16分 投稿
    【解説】

    小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」から持ち帰った砂や石の分析が続いています。 砂が詰まったカプセルをはやぶさ2が地球に帰還させたのは2020年12月。JAXAはそれから半年かけて石や砂をリストアップし、21年6月に国内

    …続きを読む