白河りり
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白河 りり(しらかわ りり、3月31日[1] - )は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役。
大阪府東大阪市[1]、関西大学北陽中学校出身[1]。身長163cm[1]。愛称は「りんりん」、「りり」[1]。
来歴
[編集]2015年、宝塚音楽学校入学。
2017年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に103期生として入団[2][3]。入団時の成績は19番[2]。雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」で初舞台[1]。その後、月組に配属[2][3]。
2019年の「I AM FROM AUSTRIA」で新人公演初ヒロイン[4][3]。
2023年のショー「Deep Sea」で役替わりでエトワールを務める[注釈 1][5]。
2024年の「Golden Dead Schiele」でバウホール公演初ヒロイン[6][7]。
人物
[編集]小さい頃から歌うことが好きで、いつか舞台に立って歌いたいと夢見てきた[3]。
宝塚歌劇の存在を知ったのは、阪急電車で通学していた中学生の頃[3]。月組公演「ベルサイユのばら」のポスターが駅に貼ってあるのを見て、その美しさに惹きつけられ、大劇場公演を立ち見で観劇[3]。今まで観たことのない華やかな舞台に釘付けになり、音楽学校受験を決意した[3]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2017年4 - 5月、雪組『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』『Dramatic “S”!』(宝塚大劇場のみ)
月組時代
[編集]- 2017年7 - 10月、『All for One』
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』
- 2018年6 - 7月、『雨に唄えば』(TBS赤坂ACTシアター) - 少年時代のドン/街の女[3]
- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 侍女、新人公演:女官[3]
- 2019年1月、『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - ソローキン嬢/裸足のアンナ[3]
- 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 宮本村の少年/キリシタンの女、新人公演:朱実(本役:叶羽時)『クルンテープ 天使の都』[3]
- 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - ダイヤモンド・エディーズ・ガール[3]
- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - 新人公演:エマ・カーター(本役:美園さくら) 新人公演初ヒロイン[4][3]
- 2020年2月、『赤と黒』(御園座) - スタニスラス/テリエ夫人 初エトワール
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - モーム[注釈 2]
- 2021年3月、『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』(バウホール) - 天乃愛 エトワール
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 楠木正行(少年)、新人公演:中宮顕子/光明天皇(本役:天紫珠李)『Dream Chaser』
- 2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - お民『Dream Chaser-新たな夢へ-』(博多座)
- 2022年1月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 栄子/若尾菜々/代役:淡路千景(妖怪の歌姫)(本役:きよら羽龍)、新人公演:萩京子(本役:白雪さち花)『FULL SWING!』(宝塚大劇場) トリプルエトワール
- 2022年2 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 栄子/若尾菜々/淡路千景(妖怪の歌姫)、新人公演:萩京子(本役:白雪さち花)『FULL SWING!』(東京宝塚劇場)
- 2022年5月、『Rain on Neptune』(舞浜アンフィシアター) - サファイア
- 2022年7 - 8月、『グレート・ギャツビー』(宝塚大劇場) - キャサリン
- 2022年9 - 10月、『グレート・ギャツビー』(東京宝塚劇場) - キャサリン、新人公演:マートル・ウィルソン(本役:天紫珠李)
- 2022年11 - 12月、『ブラック・ジャック 危険な賭け』 - ヨランダ『FULL SWING!』(全国ツアー) トリプルエトワール
- 2023年2 - 4月、『応天の門』 - ヨリ/手古、新人公演:桂木(本役:梨花ますみ)『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』 エトワール[注釈 1][5]
- 2023年6月、『DEATH TAKES A HOLIDAY』(東急シアターオーブ) - アリス・ランベルティ
- 2023年8 - 9月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - リン・マイヤー、新人公演:エミリア・ハインリッヒ(本役:白雪さち花)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』(宝塚大劇場)
- 2023年10 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - リン・マイヤー『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』(東京宝塚劇場)[注釈 3]
- 2024年1 - 2月、『Golden Dead Schiele』(バウホール) - ヴァリ・ノイツェル バウ初ヒロイン[6][7]
- 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - メアリー・スチュアート『Grande TAKARAZUKA 110!』
- 2024年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - フランソワーズ・ドゥ・プレール『Grande TAKARAZUKA 110!』(全国ツアー)[8]
- 2024年11 - 2025年3月、『ゴールデン・リバティ』 - エリザベス『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』エトワール[9]
出演イベント
[編集]- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』[注釈 4]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、60頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “フェアリーインタビュー 月組 白河りり”. ウィズたからづか. (2019年12月6日) 2019年12月6日閲覧。
- ^ a b “月組の7年目・英かおとが初センター「きょうが特別ではなく、いつも一生懸命」”. スポーツ報知. (2019年10月22日) 2019年10月22日閲覧。
- ^ a b “月組の芝居力がさく裂する二本立て上演中! | えんぶの情報サイト 演劇キック”. enbu.co.jp. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b 宝塚歌劇月組・彩海せらがバウホール初主演作開幕 天才画家エゴン・シーレ役 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚 月組・彩海せら 堂々のバウ初主演 孤高の天才の苦悩描き出す デイリースポーツ。
- ^ 宝塚歌劇団月組新トップコンビ鳳月杏&天紫珠李プレお披露目「私たちがさらにパワーアップして」 サンスポ。
- ^ “宝塚歌劇月組新トップコンビ・鳳月杏&天紫珠李 19年目&10年目で貫禄の本拠地お披露目”. スポーツ報知. (2024年11月16日) 2024年11月16日閲覧。