昨日(2011/09/21)、台風が二十数年ぶりに首都圏を直撃した。 僕の勤めている会社は、昼休みが終わって早々に退社指示を出してくれたので、電車が動いているうちに無事帰宅できたが、夕方のニュースを見ると、新宿駅や渋谷駅が「帰宅困難者」であふれていた。 2011/03/11の大震災のときに見たのと全く同じ光景だ。 地震は予測できないし、あれだけ大きな地震なら「帰宅困難者」が主要駅に大量にあふれるのも仕方ない。 しかし、今回の台風は、気象庁が朝のうちから「最大級の警戒」を呼びかけ、夕方には東京がもっとも激しい暴風雨圏内に入ることは予想されていた。 にもかかわらず、大震災の教訓をいかさず、社員を定時まで働かせていた企業は、リスク管理能力がないどころか、「単なるバカ」と言われても仕方ない。 また、電車が止まる時間帯まで働いた結果、深夜まで帰宅できなかったことを、翌朝のオフィスで笑いながら語る会社