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アマ初段ぐらいの知り合いに将棋を教えようと思って資料作ってたのだけど、こういうの興味のある人が居るかも知れないので、体裁を整えて一部を公開する。続きははてブが10個以上ついたら公開しようとも思うが、たぶんつかない。 ■ 遠方駒 遠方への利きのある駒(飛・角・香)をここでは遠方駒と呼ぶ。 ■ ピン(pin)について 次図のように遠方駒で玉が間接的に狙われているとき、その中間にある駒(次図の3ニの金)は移動させられないので、この状態を「(3ニの金が)ピンされている」と表現する。 ピンされている場合でもその遠方駒の利きの方向には移動できる。(上図の3ニの金を4ニに移動させるのはすぐに飛車で取り返されるが、手としては合法手だと言う意味で。) ■ ピンされている駒は取られる ピンされているとその駒を動かせないので、上図で4一銀や4三銀、4四桂などとピンされている駒に利きを足されると、ピンされている駒
ツノ銀中飛車から基本形1ないし2の形へと移行することや右玉の形から移行することになることが多い。飛車は図の基本形では5筋に配置されているが、特に中飛車と言ったくくりではなく、8筋でも2筋でも自由自在に転回し[2]、玉も▲5八~▲4九~▲3八を行ったり来たりし、それに応じて右金も▲4八~▲3八を行ったり来たりする。角も▲5七~▲6八を行ったり来たりすることが多い。香車は8段目に上がることもある。 持久戦志向であり、相手からの攻めに対して柔軟に対応可能なことを特長とする。相手の無理攻めをとがめて反撃をもくろむ。一方、自分から攻めることが難しい。伊藤果によると「戦わない! 攻めない! 千日手だっていい!」という精神とされている。 創成期頃の1983年のレポートでは、この戦法を非常に忍耐力が要求される伊藤ならではの戦法と言え、この戦法で勝ちまくってる頃に自ら動こうとしないまったく消極的な指し方だな
右玉(みぎぎょく、英: Right hand King)は、将棋の戦法の一つ[1]。居飛車でありながら、玉将もまた右側に配置する作戦。 相手が居飛車で組んできた場合、玉を左に囲うと相手の攻撃を正面から受けることになる。しかし玉が右にあれば相手の攻撃から遠く、攻撃の効果を小さくすることができる。「その他の右玉の例」のように左翼に囲いを構築した場合、玉も左翼に移すと考えて相手もそこに攻撃を行うことも多いため、その読みを崩す手は有効と言える。 一見「玉飛接近すべからず」という格言に反するようであるが、右玉は打ち込みの隙がなく、攻めることもできてバランスがよい。例えば相手が左翼から攻めてきた時に4五歩、2四歩と飛車角桂で相手の玉頭へカウンター攻撃を狙う。場合によっては左翼からの攻撃に対して飛車を振って備えることもできる。 タイトル戦では2016年に羽生善治が王位戦七番勝負の第6局において角換わり戦
青野照市:読むだけで強くなる終盤のコツ130 この本の詳細をAmazonで見る 評価:A 対象者:5級~二段 発売日:2006年9月 本書は、北海道新聞に連載されていた青野九段の将棋コーナー「終盤に強くなる」を加筆・訂正して単行本化したものです。 テーマとなっているのは、美濃・矢倉・穴熊などの囲い崩し、必死の掛け方、受け方、実戦型の詰めパターンの習得など、終盤を乗り切るために必要な手筋の解説となっています。 読み終わって初めて、新聞連載の講座が本書のもととなっていることに気づいたほど完成度の高い仕上がりになっています。北海道新聞侮りがたし! 全278ページの5章構成で、見開きに盤面図が3枚配置されています。 第1章 囲いの詰め手筋 (美濃囲い、矢倉、実戦型の詰め手筋) 第2章 必至の手筋 (必至のパターン、詰めろ逃れの詰めろ) 第3章 一手勝ちの手筋 (一手勝ちを読む、一手を稼ぐ受け) 第
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