路線図 停車中 走行風景 モーリタニア鉄道(Mauritania Railway、Chemin de fer de Mauritanie)とは、モーリタニアのズエラットとヌアディブを結ぶ鉄道である。 ズエラットには、鉄鉱石を産出するフデリック鉱山が存在しており、ここから沿岸部へ鉄鉱石を搬出するために建設されたのがモーリタニア鉄道である。路線はズエラットからシュームまで南下して、そこからほぼ西へ向かってヌアディブへ到着する。全長は717 kmあり、軌間は1,435 mm(標準軌)、最大軸重は26 t、全線非電化単線である[1]。線路は概して西サハラとの国境を沿うように敷設されている。2001年現在の貨物輸送量は年間1130万トンで77億6600万トンキロある。2001年の在籍車両数はディーゼル機関車が39両、客車が6両、貨車が1,177両で、職員数1,533人である。 線路の一部がそのまま西