Adobe製品を使わない"デザイナー"?「ビジュアルコーダー」が考える、自己満足で終わらないWebデザインとは
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なぜ新スタジオなのか。「TYPE-MOON」の新スタジオ「studio BB」設立の経緯と開発タイトルの方向性を新納一哉氏にインタビュー 編集部:Nobu ライター:丹治正行 2019年8月30日,「月姫」や「Fate」シリーズで知られるTYPE-MOONは,新たなゲーム開発に挑戦するための新スタジオ「TYPE-MOON studio BB」を設立したことを発表。 そのstudio BBのスタジオディレクターとして,「Fate/EXTRA」「世界樹の迷宮」「ドラゴンクエストビルダーズ」などシリーズ作品の開発を手掛けたゲームクリエイター新納一哉氏が就任するというニュースは,瞬く間にTYPE-MOONファンの間で広まり,大きな話題となった。 © TYPE-MOON © TYPE-MOON studio BB All Rights Reserved. 「TYPE-MOON studio BB」公
とりわけ平成30年発売の最終作『X』で完結となったこの『ランス』シリーズは、第1作『Rance −光をもとめて−』が平成元(1989)年に発売されており、まさに平成という時代のパソコンブーム、PCゲーム業界の変化そのものを色濃く映している作品だと言えるだろう。 そして何より特筆すべき部分は、この『ランス』をはじめ、これらの人気シリーズすべての産みの親が、30年間ずっと開発チームのリーダーであり続けたことにある。 彼の名はTADA。コンシューマー市場にも、30年を超えて続く息の長い人気シリーズはあまり見ない。 TADA氏 それどころか30年売れ続けたシリーズを、ひとりの人物がずっと現場でコントロールし続けていた例はほかに類を見ない。個性的な世界観と、だれにも真似できなかった独自のゲームシステムの数々。 TADA氏の作品はいつも、遊び尽くせぬボリュームと中毒性の高いゲーム性を誇っていた。 たと
2019年1月8日、どういうわけかMMORPGである『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)に、「ドマ式麻雀」というゲーム内ゲーム──それもかなり本格的な麻雀が公開された。 ドマ式麻雀 その反響は凄まじく、ゲーム内の麻雀卓が設置されているエリアはプレイヤーに埋め尽くされ、だいたいどの時間帯でも数秒から数分でマッチングするほどの盛況ぶりを見せている。 じつはWindows/Mac/PS4のマルチプラットフォームでクロスプレイできるオンライン麻雀は、『FFXIV』が初めてとのこと。しかも本作には、レベル35までは無料でプレイできるフリートライアルという制度があり、「ドマ式麻雀」はレベル15からプレイできるため、実質基本無料の麻雀ゲームとなっているのだ。 このことが大きな話題となり、「日本麻雀最強戦」の優勝者である近藤千雄氏を始めとするプロたちも参戦。プロ雀士が自身のツイッターで
「色彩」はこうして生まれた ──「Fate/Grand Order」の第1部(※1)主題歌として誕生した「色彩」は、坂本さんご自身が「『色彩』で私の音楽を知ってくださった方も多いみたいで、もはや私の新たな代表曲になりそうなほど大きな存在になっています」とおっしゃるほど、ファンを増やした曲です(参照:坂本真綾「ハロー、ハロー」インタビュー)。坂本さんにこの主題歌をお願いするまでの経緯はどのようなものだったのでしょうか。 奈須きのこ 実は「FGO」の全体プロットを作成しているときに、坂本さんの「スクラップ~別れの詩」をよく聴いていたんです。だからプロットが完成して着地点ができた段階で、「主題歌が欲しい。欲を言うなら坂本真綾さんに曲を提供していただきたい」とダメ元で話しました。そうしたら武内(崇)が「いっそ坂本さんに新曲を作ってもらえるよう、頼んでみたら?」と。僕はまさか坂本さんにお願いできると
1979年に放送されるや、日本のロボットアニメに革命を起こした『機動戦士ガンダム』。主役機であるガンダムを筆頭に、地球連邦軍の量産機であるジムや、両肩のキャノン砲が特徴的なガンキャノン。 そして、ジオン公国のザク、グフ、ドム、ゲルググ。勢力や設計思想、想定される環境に応じて多種多様に登場するモビルスーツたちは、今でも大人から子どもまでを魅了し続けている。 その中でもひときわ異彩を放つのが、主役機と同じ型式番号「RX」を堂々と冠するRX-75「ガンタンク」だ。テレビアニメ版では、ジオン公国に遅れをとった地球連邦軍が打ち立てたモビルスーツ開発計画「V作戦」のなかで開発される。 高機動による立体的な戦闘を主目的として開発されたモビルスーツ、その理念を基本的に無視した「無限軌道」つまり「キャタピラ」を足回りに採用した戦車的モビルスーツであり、同時にモビルスーツ的戦車とも言える。 (画像はAmazo
2月24日(土)発売のSFマガジン最新号より、現在TVアニメが好評放送中の『BEATLESS』原作者・長谷敏司氏へのインタビューを再録します。同誌には長谷氏による書き下ろしスピンオフ小説を含む『BEATLESS』特集を掲載! 本記事と合わせてお楽しみください。 ■アニメのための物語──『BEATLESS』は〈月刊ニュータイプ〉での連載が始まったのが2011年4月号、およそ6年半後のアニメ化という一大プロジェクトとなったわけですが、あらためて企画の発端からの経緯を教えていただけますか。 長谷 発端は、フィギュアと連動した小説企画ですね。駆け足で14話やって、夏前に連載が終わったら10月にもう本が出た(笑)。かなり大変な企画でした。 ──アニメ化の話はいつごろから出ていたのでしょうか? 長谷 最初からメディアミックス展開には積極的でしたが、紆余曲折あって、今の座組みが固まったのが2016年の夏
中田ヤスタカ氏が、自身の音楽のルーツとなったゲームを語る! ニューアルバム『Digital Native』は、“ゲーム”がキーワード 『テグザー』や『ポリスノーツ』、『定吉七番』などという単語が飛び出す、コアなゲーマーの一面があったなんて!! 音楽ユニットCAPSULEやDJとしてクラブシーンで活動を続けながら、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅを世に送り出した日本を代表するアーティスト、中田ヤスタカ氏。氏の影響力は留まることを知らず、国際的な音楽セレモニーへの楽曲提供など、世界のアーティストからも熱い支持を集めている。2018年春配信スタートに向けて鋭意制作中のスマホアプリ、『戦国アクションパズル DJノブナガ』(スクウェア・エニックス)の音楽を全面的に担当したことで、じつはゲームに造詣が深いという人柄が明かされたことが記憶に新しい。 中田氏が2018年2月7日にリリースしたニューアル
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独学で大ヒット「硝子ペン」職人・川西洋之さん(43歳) まだ見ぬ「完璧な一本」を目指し、美しさと機能性を高め続ける 柄に色がたゆたっているかのように浮かび上がる美しい模様、繊細に彫りこまれたペン先ににじんでいくインク――。 アートのような芸術性の高さで手にする人の心をとらえる硝子ペン。「インサイドアウト」と呼ばれる独特な硝子模様の技法を駆使して、オンリーワンの硝子ペンを手掛けているのが川西洋之さんです。 20代の頃に、バックパッカーで海外を放浪していたという川西さん。旅先で偶然出会った硝子細工に惹かれ、いつしか独 学で作り始めるようになった硝子ペンは、数年で全国から注文が殺到するほどの人気を呼びました。作品同様、ユニークな職人人生を歩む川西さんの「はたらくヨロコビ」を探ります。 見た目の美しさと実用性にこだわる お話を伺う前に、川西さんのお仕事を拝見させていただきました。 使う材料は理科の
『Alice: Madness Returns』のSteam版が90%オフの1400円⇒140円で購入できる破格のセール開催中。狂気に満ちた"不思議の国”で、包丁片手にアリスが冒険する
そんな『アズールレーン』が日本で話題だ。日本サービスはYostarという会社が行っており、9月14日にサービスイン。9月19日の段階では20万ダウンロードだったが、9月26日に同時接続者の規模が当初の想定を大幅に越えていることが明かされ、10月3日に100万ユーザー、10月18日には200万ユーザーを突破したことが発表された。 また10月28日には、App Storeのトップセールスランキングにて、『Fate/Grand Order』に次ぐ2位を記録するなど、10月に入ってから非常に盛り上がっている。 『アズールレーン』の戦闘シーン では、この盛り上がりを作り上げたYostarとは、一体どのような会社なのだろうか。そして、なぜ『アズールレーン』をヒットに導くことができたのだろうか。我々はそんな疑問に迫るべく、同社の代表取締役社長である李衡達氏にインタビューを実施した。 課金バランスやメンテ
日本のアニメ界を創世記から支えてきた巨匠・富野由悠季。日本を代表するアニメコンテンツ『機動戦士ガンダム』の原作者としても知られる富野監督は、『Gのレコンギスタ』を映画化すべく、その制作中であることを公表。奇しくも、同年代のアニメ監督・宮崎駿もジブリ新作映画の制作を発表している。そこで今回、富野監督にライバル“宮崎駿から受けた影響”や“『機動戦士ガンダム』への想い”などを聞いた。 『君の名は。』も映画とは思えない部分がある ――『機動戦士ガンダム』で“リアルロボット”というジャンルを開拓。富野監督の歩んできたアニメ史は、日本の“巨大ロボットアニメ”の変遷そのものともいえます。 富野由悠季所詮は“巨大ロボットものでしょ”と、下に見られてきた時代から、僕はずっと巨大ロボットものを“一般化”するためにどうするか? を考えてきました。“巨大ロボットもの“を、単なるロボットものとしてやっていません。ア
ゲーム保存協会というNPOをご存知だろうか? 1970~80年代の古いデジタルゲームを文化財として保存することを目的に、ゲームソフトやハードを収集修復するだけでなく、雑誌書籍や周辺資料などの保存活動をしている団体だ。フロッピーディスクやカセットテープなど、ゲームソフトを都内の本部アーカイブ室だけで約1万2000本保有している。最近では日本ファルコムから、1980年代に社内で活躍したユーザーサポート用フロッピーディスクのストック一式を寄贈されたことでも話題になった。 日本ファルコム株式会社さまから、ゲーム保存協会に資料寄贈いただきました。大切な歴史をしっかり引き継ぎアーカイブ室で長期保存します。夏にはアーカイブ室一般公開もはじめる予定ですが、ご寄贈いただいたファルコム様ありがとうございます!https://t.co/EemqTV1pRP pic.twitter.com/mEKgAjXb65
レシピ本「歴メシ!」を重版に導いたのは「FGO」だった:著者も担当編集者も“想定外”(1/3 ページ) 世界の歴史料理を再現するレシピ本「歴メシ!」が、著者も担当編集者も予想をしていなかった売れ方をしている。「想定外の重版の大きな原因になったのは、スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』のユーザーでした」――そう語る担当編集者に話を聞いた。 著者も担当編集者も全く予想していなかった売れ方をしている本がある。古代メソポタミアや古代ローマなど、はるか遠くの時代で食べられていた料理を再現する歴史料理レシピ本「歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる」(柏書房)だ。 柏書房は1970年に創立された人文書系の出版社。普段は歴史関係の専門書や翻訳書、歴史史料の復刻版などを主に刊行している。お堅いイメージのあるこの版元が「歴メシ!」を発売したのは7月のこと。するとSNSを中心に大きな
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