【本日】カラサワ氏の思い出と愚痴を語る会(通夜的な何か) 9/30 20-23時(延長あり) 高円寺三角地帯 1ドリンク必須 食べ物持ち込み可、差し入れ歓迎 地図 maps.app.goo.gl/Am8bAGKwUwGwBp… 唐沢俊一氏の訃報がご遺族により公表されました。葬儀には出るつもりでいたのですが、行われないということですので、私が本日個人的に通夜をすることにしました。誰も来なかったら、ただ私が飲んだくれてカラサワ氏の思い出と愚痴をツイートしまくる会になります。カラサワ氏のことを語りたい、愚痴りたい方は是非。
2024-09-30 13:08:14困った人だったが、最後のご奉公とおもうことにするわ。 いいところもいっぱいあった人だったし、わしは借金申し込まれてないしな(金銭的損害は多大にあるが)。
2024-09-30 13:28:37思い起こせば、わしは「原稿を書かない」ということ以外は、カラサワ氏にやなことされてないんだよな。 ただ、フリー編集者にとって、「原稿を書かない」というのは(そもそもカラサワ氏から依頼された仕事やし)、万死に値する罪なのよね。。収入なくなるから金銭的被害出るし。。。
2024-09-30 13:45:55あとは、あちこちでやらかしているので、意図的に遠ざけた感… でも、ちゃんと働いてた頃(わしがお世話になった時には、もうすっかり書かない人になっていたが、テレビとかラジオとかあったし)は、優しくて気前が良くて、器の広い、とても素敵な才人だったのぢゃよ。。。
2024-09-30 13:50:06「カラサワさんが書かないことによる金銭的被害」ったって、フリー編集者は、そんなこと織り込み済みで計画を立てるのが当然なのですが、当時のわしにはわからなかったんですよ。。。「カラサワさんは当然書くはずだ」と思ってた、いや、書くと思ってたから、考えもしなかった。。。
2024-09-30 13:56:50まさか本当に「全然書かない」とは。。。 わしの金銭感覚だと「書かないとお金入んないじゃん!困るじゃん!」と思うのだが、当時はテレビやラジオや過去作の増刷とかでお金が入っていたみたいで、「書かなくてもお金は大丈夫だった」のだろうな。。 それが後年、彼の首を絞めることになったのだが…
2024-09-30 14:01:00知り合った頃のカラサワさんは、富、名声、人望、才能、仕事、わしが得たいものをみんな持っていたと思う(もちろん、わしから見た話であって、他の人から見たら別の意見があるのは承知している)。 そこからの転落を間近に見てしまったわけだが、原因は「書かなかったから」の一言に尽きる。
2024-09-30 14:24:58作家は「書かないとすべてを失う」のだ。 (と、書きながら、私は内心震え上がっている。書かねば、作らねば。。。)
2024-09-30 14:27:27わし的カラサワ氏お通夜、おわり。 お集まりいただいた皆さまありがとうございました! これから後片付けをして、始発まで唐沢愚痴ツイートタイムになります。しばしお待ちを。 pic.x.com/lLkFl0YXgk
2024-09-30 23:30:32お通夜、第二部はじまります。 x.com/lugduino/statu…
2024-10-01 03:08:10#ビールチャン 「なかのひとは、むかしおせわになったひとがなくなって、ひとりおつやなんだって」 クロビールチャン「そうか。。。いきてるといろいろあるからな。。おれたちがげんきづけてあげようぜ!」 ビールチャン「がんばるよ!オニイチャン!!」 #スタックチャン #M5stack pic.x.com/GPOPODlBxh
2024-10-01 03:06:50何から話したらいいのか。。。罵詈雑言ならもう他の方が書いておられるようですし(おおむね同意)、カラサワさんの良いところを書いた方がいいのかなという気がしてきました。
2024-10-01 03:12:13カラサワさんの良いところは、なんと言っても、「膨大な知識量と、それをエンターテインメントにする能力」でした。 今ではググれば何でも出てきますが、そんなものが無い時から、カラサワさんは何でも知っていて、こちらが投げた球は必ず返してもらえた。
2024-10-01 03:17:42それと、文章に漂う、独特の香気。アレに編集者はみんなヤラれてしまったわけです。 私は勉強不足なのでわからないのですが、たぶん、昔の知識人が書く文章はアノ香気があったのではないかと推察します。
2024-10-01 03:20:29そして、「トークのうまさ」。 テレビでもラジオでも充分通用するクオリティでした。 アノ美声でアノ知識量かつ独特の持ちネタをご開帳されると、編集者はメロメロになってしまうわけです。 カラサワさんは話題豊富で、酒席をご一緒すると本当に楽しかった。
2024-10-01 03:25:42なにより、カラサワさんは「寛容」でした。 私が「家賃を払うから事務所においてくれ」と頼んだ時も快諾してくれたし、何かで怒られたことは一度もありません。
2024-10-01 03:30:10美味しいものもたくさんご馳走していただきました。 見たことも聞いたこともないものを食べさせてくれたし、「蕎麦味噌を舐めながら日本酒を飲む」とかの「おとなの世界」も教えてもらいました。
2024-10-01 03:32:36それと、貴重だったのは、「売れっ子になると、どんな待遇になるのか」を間近で見られたことです。 NHKに出演する時には、50メートルの距離(事務所はNHKの近くにありました)でも、ハイヤーが迎えに来ました。「売れっ子ってすごいんだなあ」としみじみ思ったものです。
2024-10-01 03:36:29亡くなってしまったせいか、良いところばかり思い出されますが、カラサワさんは私にとって、本当にありがたいボスだったのです。 原稿を書かないことを除けば。
2024-10-01 03:38:16「カラサワさんは大丈夫なのか?」と疑問に思い始めたのは、2007年くらいだった気がする。 正直、誰よりも早く、私は、カラサワさんの未来を危惧し始めた。 なにしろ、仕事量が少ないのだ。 原稿を書いている様子もなければ、著書も少ない。
2024-10-01 03:45:41テレビ、ラジオに出ているとはいえ、そんなにギャラは高くないはずだ。タレントではないのだから。 あれっぽっちの仕事で、あの派手な生活(美食、書籍購入、オシャレ、タクシー利用、高い事務所家賃等々)は維持できるのか?どう考えてもおかしい、と思ったのだ。
2024-10-01 03:48:44出版業界の恐ろしいところは、「サボった結果は遅れてやってくる」ところだ。 仕事をサボっても、しばらくは、以前の仕事のギャラが入ってくる。 それで油断していると、突然、ギャラが止まり、金欠になる。 そこから必死に働いても、下手すると入金は半年後、1年後になる。
2024-10-01 03:52:30カラサワさんはその罠にハマったのかもしれない。 なぜテレビ、ラジオ出演が途絶えたかは、私は推察するしかないが、大した粗相をしなくても、テレビというのは顔ぶれがどんどん変わるので、なんとなく入れ替えられたのかもしれない。
2024-10-01 03:55:40ここではっきり明言しておきたいのだが、「唐沢俊一氏は、いわゆる盗作騒動で、仕事が激減したのではない」ということです。 いわゆる盗作騒動が起きる前から、カラサワさんの執筆量は激減していて、注文はたくさんあったにも関わらず、それに応えることが出来なくなっていました。
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