北村匠海さんと河合優実さんが考える「生活保護不正受給」「貧困問題」【映画『悪い夏』インタビュー】
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折田千鶴子
2025.03.20
『アルプススタンドのはしの方』『嗤う蟲』の城定秀夫監督作
本コーナーで先々月、登場いただいた深川麻衣さん×若葉竜也さんの『嗤う蟲』に続いて、ますます勢いの止まらない城定秀夫監督の新作『悪い夏』が公開に。第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の小説を、『ある男』の向井康介が脚本、城定監督が映画化とワクワクさせる布陣で観る者をブルッと震え上がらせ、「んなバカな……」と絶句させ、大いに楽しませてくれます。
なんと括ったらいいのやら、全部盛りの面白さとも言うべき社会派サスペンス・エンターテインメント『悪い夏』に主演した北村匠海さん、河合優実さんにお話しをうかがいました。“時の人”でもある2人を中心に、共演者もとっても豪華。さて、どんな話が飛び出すでしょうか。
北村匠海(左) 1997年11月3日生まれ、東京都出身。4人組バンド「DISH//」のボーカル&ギターとしても活動。主な出演作に『君の膵臓をたべたい』『勝手にふるえてろ』(17)、『思い、思われ、ふり、ふられ』『アンダードッグ』(20)、『東京リベンジャーズ』『明け方の若者たち』(21)、『とんび』(22)、『法廷遊戯』Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』(23)ほか多数。初の短編映画監督作『世界征服やめた』が公開中。
河合優実(右) 2000年12月19日生まれ、東京都出身。『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』(21)で一躍、注目を浴びる。主な出演作に『ちょっと思い出しただけ』『PLAN75』『愛なのに』(22)、『少女は卒業しない』(23)、『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』(24)、『敵』『今日の空が一番好き、とはまだ言えない僕は』(25)など。ドラマ「不適切にもほどがある」も大きな話題に。3月開始の朝の連続テレビ小説『あんぱん』で北村匠海さんと再共演。
まずは脚本を読んだ時の感想を教えてください。
北村 後半に用意されたシーンのインパクトが強烈で、「なんじゃこりゃ!? すごいことやるな」と思いました。そのシーンのイメージを脳内でハッキリ思い描くことが出来たので、それに頭が支配されていて、ずっとワクワクがありました。現場でも「そろそろ(あのシーンが)来るね」みたいな会話もありましたね。
河合 生活保護の不正受給問題や、ケースワーカーの主人公ということを軸に脚本を読んでいたら、どんどん色んな人が登場し、ページをめくっていったら最後「こうなるのか!」と足元を掬われたような驚きがありました。扱っているテーマは社会派ですが、観ていて惹き込まれるようなエンターテインメントにちゃんとなっている。その意外なバランスにも驚きました。
北村 読んでいてパッと頭に思い浮かんだのが、小劇場のような密度と狭さの空気だな、ということ。僕は小劇場に舞台を観に行くことが好きで、距離が近くて息遣いを目の前で感じるような、あの熱を脚本にも原作にも感じたんです。きっと人の熱で始まり、人の熱に終わる映画になるんじゃないか、と感じました。
『悪い夏』って、こんな映画
全国ロードショー中
市役所の生活福祉課でケースワーカーとして働く佐々木守(北村匠海)は、ある日、同僚の宮田(伊藤万理華)から「先輩の高野(毎熊克哉)が生活保護受給者のシングルマザーに肉体関係を迫っているらしい」と相談を受ける。面倒を避けたい守だったが、真相を確かめなければと主張する宮田に連れられ、シングルマザーの愛美(河合優実)を訪ねる。愛美に育児放棄されかけた幼い娘の美空に守は同情し、何か出来ることはないか……と考えるように。しかし愛美が裏社会の人間と通じていたことから、守は思いも寄らない犯罪計画に巻き込まれてゆく。
演じた守と愛美について、感じたこと、考えたことを教えてください。
北村 本作は基本的に、守が進んでいく道の最中で、常に予想もしない事態が次々に巻き起こっていく。彼は市役所で働きつつ、生きることに光も闇も感じていないような、ある意味、気力もなく“生きるために働く”という価値観で生きてきた人。そんな人間が愛美と出会い、理性が壊れ、恋愛をしていく。それは守にとって、人生の浮き沈みが日々起きている――非現実的なことすら起きる、ということを意味していて。だから僕は何も構えないで居よう、ということは心がけました。目の前でバッドなサプライズが次々に起きることに対して、純粋に感じていくことを大事にしました。リアルな感情や感覚を捨てないようにしよう、と。守が限りなく可哀想に見えることが作品にとってはいいと思ったので、僕自身も「守、可哀想だな」と常に感じ続けていました。
河合 愛美は、とにかく自分で決めることをしない人。被害者になりそうな状況だったら被害者になるし、裏切ることが楽そうだったら裏切るし、みたいな。物語の中で“成長する”ところまでいけなかった人ですが、この後、自分で人生を選んでいってくれたら嬉しいなと思います。
クズとワルしか出てこない!?
本作はキャッチコピーどおり、本当にクズとワルばかりしか出てきませんが(笑)、それでもちょっと可笑しかったり、驚きつつ笑っちゃうシーンもあり、それが大きな魅力でもあります。守も愛美も決して褒められた人物ではないですが、さりとて分からなくはない、という。演じる上で2人に対して“愛”を感じたポイントはありましたか?
北村 守の愛美に対する思いには、僕はすごく人間的なものを感じます。その思いに“抗えない”のが、彼の愛せるところですね。もちろん俯瞰で見たり理性で考えたりすると、「いや、ダメだろ」とは思います。でも、いざそう(思いを寄せる相手といい雰囲気に)なった時に、感情を押し殺せる人がどれだけいるのかと問われたら、僕自身も含めイエスともノーとも言えないと思うんです。もし自分がケースワーカーをしていて、自分が担当する受給者に本当に惚れてしまったら、守と同じ行動を取るんじゃないか。そう思わせるような守の本能的なところは人間臭くていいなと思いますし、あの思いは純愛であったと感じます。そんな彼女にどん底に落とされるわけですが……。
北村 そこで芝居として意識したのは、言葉の動きやスピード。愛する彼女の為に頑張って、生活が豊かになればなるほど速くしていきました。そういうところで生まれる“生きる強さ”みたいな変化や反応が、人間らしく映るといいなと。どこかで愛美と娘の美空を幸せにするんだと責任も生まれていただろうし、きっと覚悟もしていたと思うんです。それによって生きるテンポが変わるということが、なんか愛おしいと感じました。
河合 愛美の愛せるところは……意外と難しいですね。やっぱり土壇場でちゃんと自分の子どもを守る、そのアンテナが動いてくれたこと、はすごく良かったです。美空のことを1人でずっと育ててはきたけれど、自分の子どもを愛するという気持ちをわからなかった人なので。この後ふたりが生きていく希望になる出来事だなと思いました。
そんな2人を追い詰める、本格的なワルが続々登場します。窪田正孝さんの軽やかな狂気、竹原ピストルさんの人をカチンとさせる言動、はたまた毎熊克哉さんの驚きの姿など見どころが満載です。そうしたワルたちの見どころを一つ挙げるとしたら?
北村 僕、ピストルさんとは2度目の共演で、実は高校生の時にライブにも行っていて。前回の共演時にお伝えして、その後フェスでも何度かご一緒したのですが。撮影現場ではピストルさんって、とにかくずっと緊張感をもっている気がして。それがお芝居にも全面的に出ていて、なんというか不揃いな石階段みたいな空気を持っている。それが本当に素晴らしくて。しかも階段を順調に1歩1歩ではなく、ガタガタにされるのが上手いというか。ピストルさんの、そのテンポ感に飲み込まれそうになることがたくさんありました。
北村 しかも役柄的に、ピストルさんが演じた山田という男は“クズ”というだけじゃなく、なんかもう“クズの煮こごり”みたいな感じじゃないですか(笑)。終盤なんてクズのカスみたいな感じで。守と愛美の“とある動画”を見せる時の、あの顔や表情が本当に忘れられないです。あの空気は、本当にスゴかったですね。色んなワルが出てきますが、山田が1番のクズかもしれない。だって彼には何の大義もないですから。
河合 確かにそうですね(笑)。ワルなりの正義、みたいなものもないですよね。
北村 何もない。しかも中途半端に優しかったりするんですよ。その感じがもう、本当にスゴいな、いいなって思っていましたね。
河合 答えが被っちゃって、ごめんなさい! 私もピストルさんが本当に素晴らしいなと思って。彼の姿を追っていくと、なぜか大好きになっちゃうキャラクターなんですよ。私は普段の人としての部分が芝居にそのまま現れると思っているのですが、ピストルさんって、まさにそういう方で。例えば、(愛美の娘の)美空にカップラーメンをあげる時に、ちゃんと「フ~ッ、フ~ッ」して渡してあげるとか。あんな姿を見てしまうと、とても嫌いになれないです。
河合 私は初共演なのですが、初めてお会いした時「初めまして。竹原ピストルと申します。よろしくお願いします」って、すごい深々とお辞儀して挨拶してくれて。それだけで私は、すごくグッときてしまったんです。本当に素晴らしい人なんだなって思って。挨拶1つでそう思わせる人柄がある。それがキャラクターにも現れていると思いました。
俳優として互いに感じたこと
今回、お2人はガッツリと初共演されましたが、お互いに俳優として感じたこと、受けた印象を教えてください。
北村 河合さんが演じた愛美には、すごい儚さがありました。初めて河合さんが愛美を演じられるのを見た時、守が感じたであろう同情、シンプルに好意――そこには下心もあったかもしれないけれど、そういうものも全部込みで、まとってる儚い雰囲気や憂いは河合さんだからこそ出せるものだと感じました。一つ一つの仕草や動きから目が離せない感じが、僕としても守としてもありました。
河合 ありがとうございます。
北村 最初の頃は(愛美の)部屋で守は愛美のことを見られない。物理的な距離が離れれば離れるほど、見られるようになるのですが。守はきっと童貞なので、距離感というものをとても難しく考えていて。今、触れていいのかダメなのか、自分はどうすればいいのか、(分からないから、つい娘の)「美空~」と逃げるみたいな(笑)。そういう距離感の変化みたいなものも空気として感じたり、目線として感じたり、指先だけで感じる、ということが多かったと思います。それは河合さんがそもそも纏っている個性があってこそ、と思っていました。
河合 北村さんは、自分が好きなものをたくさん持っている方。お芝居や映画に対してすごく愛があるのも素晴らしいのはもちろんですが、完成した作品を観てすごくいいなと思ったのは、北村さんのパブリックイメージとは、本当にかけ離れた守になっていたこと。だから本作の守の姿に、きっと皆さんはビックリされると思います。人間の肌の質感とか、生きていたら出る匂いみたいなものが強く感じられて、素晴らしいなと思いました。
映画はいろんな社会問題が描き込まれていますが、何か事前に調べたりしたことはありましたか?
北村 特にはなかったですね。SNSや動画配信サイトなど、様々な意見を見たりしますが、それこそ生活保護受給などの話題についても、それらを通していろんな主張を聞いてきたので、自分的には身近な問題として認識していました。ただ守はケースワーカーという立ち位置なので、中立であるべきだという考えのもと、最初は誰に対しても同調しない立ち振る舞いをする。だから自分の中でも、どちらかに偏らないようにはしていました。
河合 脚本を読み始めた時は生活保護やその不正受給に関する準備が必要かと思いましたが、最後まで読んだらそのような問題提起は作品の肝要ではなかったので、私も特別な準備はしませんでした。もちろんリアリティは必要ですが、愛美としては貧困や母子家庭という側面のほうが重要かなと感じ、実際に生きて来た中で見たことのある光景や、過去に携わって来た作品で培ったものが少なからずあったので、そういうものに助けられました。
愛美以外にも、元タクシー運転手の山田(竹原ピストル)や、シングルマザーの佳澄(木南晴夏)など生活保護受給者がそれぞれ違う事情を抱えていて、このご時世、本当に他人事でないなと感じさせられます。
北村 本当に紙一重ですよね。誰にでもあると言ったら語弊がありますが、真面目に生きていても、日常のどこかで選択を間違えてしまうことがありますから。撮影前に原作者の染井(為人)さんとお話しした時、「どういう思いを観客に持って帰って欲しいか」と聞いたんです。そうしたら「登場人物にとっては、“あの時、悪かったな”と、人生にとっては“たったひと夏”だけのこと」とおっしゃられて。確かに僕の人生でも時が経てば笑えることってあったりするな、と思い当たったというか。意外と人生って、こういうことの連続なのかな、とも思ったんです。
僕はあまり間違えることをネガティブに捉えず、間違ったっていいじゃん。と思うタイプですが、本作もたとえ転落したとしても、そこからどうするのか、という話ですよね。そのまま腐ってしまうのか、それとも頑張ろうとするのか。守たちも“悪いひと夏”を過ごした何年か後、もしかしたら笑えているかもしれない。頑張ったかもしれない。人生そういうことの連続だよなって思います。
河合 最近もニュースで見かける闇バイトを思い浮かべてしまいます。ニュースを見ている側からすると、「そんなことしたら捕まるって分かるじゃん」と思いますが、これだけ同じような事件が後を絶たないということは、どうしても手を出さざるを得ない人や状況が前提にあるのかもしれないな、と。元々クズやワルではない普通の少年少女たちが、陥った環境で出会ってしまった手段が犯罪だったのかもしれない、と。愛美も自分なりに出来ることをしてきたら――楽な方法を選んだかもしれないけれど、結果こうなってしまった、ということだと思いました。
現場で感じた城定作品の醍醐味
北村さんが「出演してみたかった」とおっしゃる城定監督作品は、いかがでしたか。どんなことを感じましたか。
北村 人の色気を撮るのがすごい上手い方だな、と思いましたね。濡れ場というような側面ではなく、その人から出る色っぽいところ、甘い味みたいなものを引き出すのがすごい。それは監督のディレクションとして現場で行われるのか、城定組の持つ力なのかはやってみないと分からないと思っていましたが、ずっとそんなことを感じていました。他の作品も含めて、城定さんの作品自体にすごく色気がある。元々僕が大好きな「ビリーバーズ」が映画化されると聞き、主演が(磯村)勇斗くんで映画を観たら、本当に映画も勇斗くんも素晴らしかったです。
観ていてちょっと抉(えぐ)られますけど……。
北村 そうなんです。“抉られる”のって、きっと城定さんの“癖”みたいなものだとも思うんですよね。基本的に淡々としているのですが、人の皮を1枚2枚剥がした先にある感情みたいなのを、ずっと追い求めてる人なのかもしれないな、という気がしました。
河合さんは『愛なのに』『女子高生に殺されたい』に続いて3度目の城定作品ですね。
河合 前の2作の記憶が薄れかけていますが、それでもどこか今回は違う感じがしたんですよね。とにかく撮るのが速い監督で、頭の中で編集するリズムが決まっている感じでカットを割る印象があったのですが、今回は少し時間をかけて撮っているかな、と。もちろん経験上どうすれば自分が撮りたいものを撮れるか、すべて分かっているのは変わらないのでしょうが、今回は悩む時にちゃんと悩むようにしている印象を勝手ながら受けて。“絶対にいい作品を作るんだ”という圧というか良い力みのようなものが、今回は現場全体に漂っている気がしました。
最後に、詳しくは明かせない終盤の“嵐の中の迫力のアクションシーン”について、何かエピソードを教えてください。とっても大変だったのでは?
河合 家の中と外を合わせて何日くらい掛かりましたっけ?
北村 多分4日くらい掛かってますね。
だいぶ丁寧に時間をかけて撮った、ということですか?
河合 いえ、むしろ時間に制限がある感じでした。「この日で撮らなきゃいけない!」みたいな。
北村 色々時間に制約があるので「時間内に撮らなければ!」という感じがありました。
その状況で4日かけたんですね! 大変なこと尽くめの中でも、最も大変だったのは?
北村 それはもう、“雨”であるのは間違いない。でも、あの状況になったら大変とか感じる間もなく、ぶち当たっていくしかない、という感じでした。カットが掛かって初めて大変さが押し寄せてくる感じでしたね。
河合 ホントにそうでしたね。いつもはとても楽しい窪田(正孝)さんが、一言も喋らなくなって毛布をグルグル巻きにしてじっと座ってたぐらいですから!
北村 それぞれみんな別々に雨の中に立ち向かっていく背中を、そのカットに出ない人は現場で見ているのですが、本当に勇敢に見えるんですよ。毎カット、毎カット、みんながカッコ良くなっていくんです。「あぁ、行ったな~」と見ていて。とにかく、あの場所でいろんなことが同時多発的に巻き起こっていることを、すべて描かなければいけないので、本当に撮らなければならないカットが多かった。しかも、みんなそれぞれが別の感情であの場にいるので、それぞれをすべて(カメラで)押さえていくのが本当に大変でした。
……なんて苦労話を聞くと、さらに楽しみになってしまいます。相当な場数と大変な現場を踏んできている今回のキャストのみなさんが、雨の中に立ち向かっていくそれぞれの姿をヒーローのように感じるなんて(笑)!! そして事実、本当にすごいクライマックスになっています。それもお楽しみにしてください。
もちろん中盤では、本当に心が痛むシーンや、「どうにか出来ないのか!?」とハラハラしてしまうシーンも満載。親切なフリして実は……という人間の身勝手さに、つい吹き出してしまうシーンもあり。
現場の熱量を感じられるような、観ながらどんどんグワッとノセられる本作。是非、劇場で驚き、ハラハラし、吹き出し、心を痛め……ジェットコースター級の感情を揺さぶられる体験を心行くまで楽しんでください。
『悪い夏』
2025/日本/115分/配給:クロックワークス/Ⓒ2025 映画「悪い夏」製作委員会
監督:城定秀夫
原作:染井為人『悪い夏』(角川文庫/KADOKAWA刊)
出演:北村匠海 河合優実 窪田正孝、竹原ピストル、木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜
全国ロードショー中
Credit
撮影/山崎ユミ ヘア&メイク/中島康平、藤村はる香(北村匠海さん分)、秋鹿裕子(河合優実さん分) スタイリスト/鴇田晋哉(北村匠海さん分)、高橋茉優(河合優実さん分)
北村匠海さん衣装 ジャケット ¥156,200 ニット ¥144,100 パンツ ¥96,800 シューズ ¥99,000 すべてアワー レガシー(エドストローム オフィス) リング ¥67,100アイブイエックスエルシーディーエム(IVXLCDM 六本木ヒルズ) お問合せ IVXLCDM 六本木ヒルズ 03-6455-5965/ エドストローム オフィス 03-6427-5901
河合優実さん衣装 シャツ¥41,800・ジャンプスーツ¥81,400(共にオーラリー)シューズ¥81,400(カチム)お問い合わせ : カチム info@katim.sc / オーラリー 03-6427-7141
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折田千鶴子 Chizuko Orita
映画ライター/映画評論家
LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。