ウォルト・ディズニー社に関連するサービスのログインが変わります。新たに2024年4月16日よりロールアウトされた「MyDisney」は、Disney+やDisney Store、パーク関連サービスなど、さまざまな“ディズニー”のログインを同じログインプロンプトから開始できる統一サービスとなります。
これは東京ディズニーリゾートを含むオールディズニーのサービスが対象となっており、既に東京ディズニーリゾートログインページでも「MyDisney」と表記が追加されています。現時点での対象は、Disney+ 、米Hulu、米ABC、米ESPN、Disney Store、 Disney Cruise Line、 Disneyland、Walt Disney Worldなどで、すべての対象サービスはmy.disney.comで確認が可能です。
実際にはこれまでもディズニーアカウントは各種サービスで統一されてきておりますが、そのログインページの名称が変更された程度で、使い勝手はほぼこれまでと変わりません。1つのID／パスワードで各種サービスにログインができ、一部の重要変更などに関しては2段階認証も行われます（ディズニー・バケーション・クラブなど）。既にIDをお持ちの方は、特に対応は不要ですが、一部でパスワードの再設定が必要になる場合があります。
なお、今後はログインページに「MyDisney」ロゴが表示されていることを確認してください。おそらくフィッシング攻撃者もアップデートしてくるとは思いますが、ロゴがなければ偽サイト、ロゴがあってもメールやSMSに記されたURLをクリックしていた場合は、ブックマークから正規のページを開いてからログインすることをお勧めします。
LINK: MyDisney Seamless Login: What You Need to Know – The Walt Disney Company
Opinion: From the “D”post
日本の利用者においては、東京ディズニーリゾートのディズニーアカウント利用では氏名が「漢字」（もしくはひらがなカタカナ）であるという制限があり、このままUSディズニーパークやD23を使っていると問題になる場合があります。実際のトラブルとしては、会員証が日本語名（しかも名＋姓の順）になってしまったり、ディズニー・バケーション・クラブなどで予約した内容が日本語氏名だと正しくひも付かないなどの現象に当たりました。
残念ながら今回の変更は単にログインページの統合であり、ディズニーアカウントそのものの改修ではなく、上記の問題が解決できないままです。ディズニー・バケーション・クラブのヘルプデスクからも、海外向けのディズニーアカウントと東京ディズニーリゾートで利用するアカウントを分けるしかない、という回答を、2024年2月時点で受けています。こればっかりは仕方がない。
なお、海外パークにいったりD23に入っているひとは、メインアカウントをローマ字表示で作っておいて、東京ディズニーリゾート以外のすべてをひも付けることをお勧めします。海外パークやD23 ExpoではDisney+の利用者に特典があることが多く、海外パーク、Disney+、ディズニー・バケーション・クラブ、ディズニー・クルーズラインは英語アカウントとして作っておくとなにかと便利です。どうせ東京ディズニーリゾートは履歴管理もないし、今のアカウントをローマ字表記にして、東京ディズニーリゾート専用アカウントを新規に作るのがおすすめ。
また、アプリ名にあるようにフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアプリ「My Disney Experience」を、パークに行かずともインストールしておくとよいでしょう。ここから各種メンバーシップ確認が可能なのと、マジックモバイルパスを登録できるので、特にDVC会員はインストールしておきましょう（アウラニなどでDVC会員かを確認するためのチェックに必要です）
LINK: 「My Disney Experience」をApp Storeで
LINK: My Disney Experience – Google Play のアプリ
