私たちには振り返る過去などない(10回目)。ということでdpost.jp年末恒例、来年に起きると予告されているものをまとめるという記事を書きたいと思います。
2024年はハリウッドのストのおかげで映画ビジネスが割と散々でした。続編ビジネスはなぜかうまくいって、スタジオ的には大変盛り上がった年ではありましたが、2025年はどうでしょうか。パークと映画などを分けつつ、すでに発表のある内容を振り返ってみます。
なお、今回の記事に関してはレビューを兼ね、ポッドキャストでも先行して話しています。林田くんありがとう。長いよって人は音声で聞いてください(これも長い)。
「ディズニーが2025年に予定していること」国内パーク編
まずは我らが東京ディズニーリゾート。東京ディズニーリゾートは2024年11月に年間のスケジュールが出ています。まずはこれを前提としつつ。
- 2025年1月15日〜3月16日:スペシャルイベント「ディズニー・パルパルーザ“ヴァネロペのスウィーツ・ポップ・ワールド”」(東京ディズニーリゾート)
- 2025年1月15日~6月30日:アトラクションのプログラム「イッツ・ア・スモールワールド with グルート」 (東京ディズニーランド)
- 2025年4月8日~2026年3月19日:スペシャルイベント「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」(東京ディズニーシー)
- 2025年4月8日~6月30日:スペシャルイベントシリーズ「ディズニー・パルパルーザ」第4弾「ドナルドのクワッキー・ダック!ダック!ダックシティ!」 (東京ディズニーランド)
- 2025年4月8日~6月30日:スペシャルイベント「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」 (東京ディズニーシー)
- 2025年4月8日~6月30日:アトラクションのプログラム「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」(東京ディズニーランド)
- 2025年7月2日~9月15日:夏のプログラム (東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)
- 2025年7月16日:新ショー「ドリームス・テイク・フライト」(東京ディズニーシー)
- 2025年9月17日~10月31日:スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」 (東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)
- 2025年11月11日~12月25日:スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」 (東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)
- 2026年1月1日~1月12日:お正月のスペシャルイベント (東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)
個別にもみていきましょう。まずはお正月のプログラムが2025年1月1日から1月13日までの間、開催されます。今回もカウントダウンはありません。というかもうカウントダウンを覚えている層がほぼ卒業して話題にものぼらない。年間パスポートもそのうち……。
冬イベントはダッフィーとヴァネロペとグルート。グルートに関しては私の興味は「3番が反映されているか」。どうだろね。
細かな点では、東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」で万能だった「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」がとうとう3月31日をもって終了。となると通常入場ができることを期待したいですが、キャパシティ的にどうだろうね。とにかくいまの「プレミアアクセスを常時見張っていると買える」みたいな幻想を打ち砕いておかないと、また“スマホしかみないパーク”とか書かれるのでなんとかしたほうがいいと思う。
加えて、2025年4月22日にはイレギュラーな休館もあるのでご注意を。
2025年4月28日には、オリエンタルランドの2025年3月期決算にて、次の中期経営計画が発表されるはず。ここにはおそらく、舞浜外のビジネスとしての骨子が出てくるのではないかと予測しています。
LINK: IRカレンダー | 株主・投資家の皆様へ | 株式会社オリエンタルランド
夏イベントの開催後、東京ディズニーシーでは新ショー「ドリームス・テイク・フライト」が2025年7月16日よりスタートします。良ピートが出てくるショー。グーフィーは、まあ、次なるアレに備えて休んでもらって……。
2025年夏には、ディズニーリゾートラインの乗車券が2次元コードを利用したものに変更される予定です。これまでのSuica/PASMOはそのまま利用できるので、あんまり影響はないかと思います(むしろ特別デザインのフリーきっぷの変更が大きいかな)。
そして9月末には、現バージョンのビッグバンドビートが終了です。元に戻すにはコストがかかりすぎるのは理解しているので、次はいったんダッフィーファミリーあたりがショーやってくれればいいのではないかとは思ってます。「ステラ・ルーのステップ・トゥ・ブロードウェイ 〜消えたバレエシューズと謎のピンクの毛〜」ってのはどうだろう。
東京ディズニーリゾートに関しては、スペシャルイベントがわりと直前にならないと情報が出てこなくなりましたので、ざっくりとしか予定が立っていません。そんななか、オリエンタルランド的に最も重要な2025年のイベントは、クルーズ船の建造開始ではないかと思います。今のところは多分キールレイが年度内。楽しみすぎますなあ。就航予定の“ウィッシュ級”船舶の概要とマイルストーンに関してもどうぞ。
「ディズニーが2025年に予定していること」海外パーク編
さて、海外パークに目を向けましょう。先に触れますが、海外に向け積極的に情報を公開していない上海ディズニーリゾート、および香港ディズニーリゾートに関してはほぼ触れない感じになりました。香港はこれまでリリースをしっかり出してくれていたのですが、出てこなくなっちゃったのでもう全然わかんない。日本に広告代理店あったんだけどねえ。特に2025年は香港ディズニーランドが20周年を迎える節目の年(2005年9月12日開園)。まだ全く情報が出てないけれど、大変気になるところです。
ということで、それ以外のパークをピックアップしていきます。まずはなんとあの「ブルーイ」のパーク入り。最初はディズニー・クルーズラインのオーストラリア/ニュージーランドを出発する航路にてブルーイとビンゴが登場。USパークにも順次登場が予定されています。マジ名作なのでディズニープラスで見て。子供が喜び大人が泣く作品。
ディズニーランド・パリは結構激動。2025年1月10日からスタートの新ナイトタイムショー「Disney Tales of Magic」がスタートします。第2パークの名称変更も控えており、積極的にエンターテイメントがアップデートされています。今一番熱いかもしれん。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、エプコットでは冬イベントがスタートします。2025年1月17日から2月24日までスペシャルイベント「EPCOT International Festival of the Arts」が開催。2025年はディズニー・オン・ブロードウェイが30周年で記念イベントが多いです。アイーダやろうよアイーダ。
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートに行きましょう。冬イベントとして旧正月を祝う「Lunar New Year at Disney California Adventure Park」が2025年1月17日〜2月16日に開催されます。ミニーが韓国衣装なんだよね。ええのう。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、マジック・キングダムでは、年初からビッグサンダー・マウンテンが長期のクローズに入ります。再オープンは2026年。多分アメリカ側の大変化に関する動きも関連しているのであろうなあ。
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでは、2月8日にレッド・カー・トロリーの休止が発表されています。正式なコメントが出ている正式な発表ではあるのですが、肝心の「再開するか?」についてはコメントがなされていません。トロリーがエントランスに留置されるという状況証拠を考えると、なんとなくトゥーンタウンのトロリー同様、アトラクションとしては完全終了のようにも思えます。まあみんなトロリー関連のショーがなくなった時点で覚悟はしていただろうけど。
海外パークのスペシャルイベントはほぼ時期固定でエプコットに集中しているわけですが、春イベントである「EPCOT International Flower & Garden Festival」は2025年3月5日から6月2日と発表されています。トピアリーがたくさん、そしてもはやフードイベントに近い内容になっており、むしろ人気が高まりましたよね。
ディズニーランド・パリに戻ります。2025年4月19日から9月7日まで、新たなイベント「Disney Music Festival」をパーク全体で開催。さらに2025年春にエントランス部分となる「World Premiere」(旧:Disney Studio 1 soundstage)がオープンします。新パーク名になるのはいつでしょうかね。すぐに発表があると思っています。
2025年最大のニュースはやはり、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートの「70周年」でしょう。2025年5月16日から約1年間の開催で、こちらも第一報が発表済みです。
この70周年は「Celebrate Happy」をテーマに、「Paint the Night」、「Wondrous Journeys」、「Better Together: A Pixar Pals Celebration!」が復活します。気になるのは70周年という節目なのに復活復活復活……という点ですが、多分アメリカ的には70周年よりもクォーターが3つの75周年の方がキリがいいんでしょうね。
ただ、新要素もいくつか。2025年5月16日には、ウォルトが初めてオーディオアニマトロニクスとして登場するアトラクション「Walt Disney – A Magical Life」、そしてディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの夜の新ショー「World of Color Happiness!」がスタートします。
ただし、2025年には人気のパレード「Magic Happens」はまるまる休止になる模様。あちらを立てればこちらが立たず。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートも“夏”が本番です(理由は後述)。2025年夏にはディズニー・ハリウッド・スタジオの新ショー「Disney Villains: Unfairly Ever After」、「The Little Mermaid – A Musical Adventure」、マジック・キングダムの夜パレード「Disney Starlight: Dream the Night Away」がスタートします。
2025年晩夏には、バージョン3となる「Test Track presented by General Motors」がリニューアルオープン予定です。
新たなDVCラウンジ「McKim’s Mile House」も夏オープン予定です。旧フロンティアランド・シューティング・アーケード。
夏以降のイベントを見てみましょう。D23がフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにて隔年で開催の「Destination D23」は、2025年8月29日より会場を変更してディズニー・コロナド・スプリングスで行われます。むしろフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは2025年以降に大変化が予定されており、その詳細の発表がやっと行われることが予想されます。
2025年の冬(おそらく11月以降)、ディズニー・アニマル・キングダムではズートピアのシアターアトラクション「Zootopia: “Better Zoogether”」がオープン予定です。映画の続編が公開するタイミングではないかと思われます。
2025年はディズニー・クルーズラインの新展開が。まずはウィッシュ級三番艦「ディズニー・デスティニー」が2025年11月20日に就航。今回のテーマは「ヒーローとヴィランズ」で、船尾にはスパイダーマンが登場します。詳細も発表されており、船内施設も新たなものが多数用意されています。
そして日本のファンからの注目も集まっているのが、シンガポールを拠点としたアジア航路を担当する新たな船「ディズニー・アドベンチャー」の就航です。2025年12月15日に初出航を予定しており、すでに予約を受付中。一番下のランクの部屋はとても安い。ただ、これまでの船とは形状も船内エンターテイメントもかなり変わっており、実際に体験してみないことには判断がつかなそう。でもとても楽しみ。落ち着いたら乗りに行こう。
「ディズニーが2025年に予定していること」映画/ディズニープラス編
ではスタジオ関連。ディズニービジネスの源泉である映画、ディズニープラスの予定をまとめます。2023年のストの影響が一段落し、やっとまともなスケジュールに戻りつつありますが、2025年の問題はスター・ウォーズの不在と、果たしてアバターがスケジュール通りに公開できるかという点でしょうか。まだ信じていない。
ということでまずは、2025年1月29日にディズニープラスで配信のマーベル・アニメーション 『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』。予告がやっと公開されました。
あまり注目されないが賞レースでは受賞のほとんどを稼いでいる、影の主役サーチライト・ピクチャーズ。日本では2025年1月31日に『リアル・ペイン~心の旅~』 が公開されます。
LINK: リアル・ペイン~心の旅~ | Searchlight Pictures Japan
マーベル・スタジオからは、2025年2月14日に 『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が日米同時公開です。新キャプテン・アメリカとレッド・ハルク。
LINK: キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド|映画|マーベル公式
2025年2月19日にはピクサー『ウィン or ルーズ』が配信されます。本来は2024年12月配信予定で、いろいろリークされててさもありなんとか思ってます。
2025年2月28日には、サーチライト・ピクチャーズ 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が日本でも公開されます。元アメリカ大統領、バラク・オバマの2024年ベスト映画にも入っていました。
LINK: 名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN | Searchlight Pictures Japan
ディズニープラスでは、マーベルの『Daredevil: Born Again』が2025年3月4日に配信が決定しています(日本配信未発表)。Netflixシリーズの直系続編。キングピンが大変良い(が、エコーは途中で脱落してしまった)。
ディズニー以外に目を向けます。アメリカでは2024年11月に公開されていたにもかかわらず、日本では4ヶ月近く遅れた『ウィキッド』がやっと公開されます。好きものはみな韓国あたりにまで出向いて見に行くのが観測できました。ちなみにアメリカでは2024年12月31日にデジタルリリースも決定。うーん。
それと被りそうなのが、我らがディズニースタジオの『白雪姫』。甥のロイ・ディズニーが作品として非常に重要視していた2つの作品のうちの一つがとうとう実写化。これ、なんとなく我々が知るアニメとしての白雪姫とは異なる軸として作ってそうな気はしている。もうそろそろ予告も特別映像も見ないようにしています。
LINK: 実写映画『白雪姫』公式サイト|ディズニー公式
2025年は作品が大変多いです。20世紀スタジオからはラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)主演の『アマチュア』が2025年4月11日に公開されます。
LINK: アマチュア|映画|20世紀スタジオ公式
そして、ディズニープラスでは2025年4月23日にルーカスフィルム 『キャシアン・アンドー』シーズン2が配信予定です。
2025年ゴールデンウィーク(アメリカでは5月2日)に公開のマーベル・シネマティック・ユニバース作品『Thunderbolts*』は予告が公開されています。これまでいろんな作品に出てきた、ヴィランズともヒーローとも判断つかない登場人物が集まる作品。楽しみ。
LINK: サンダーボルツ*|映画|マーベル公式
シアトリカル部門では、ロンドンのウエスト・エンドにて『Disney’s Hercules』が2025年6月に開幕を予定しています。『ヘラクレス』って公開当時はあんまり注目されていなかったけど、時が経ってかなり評価を変えてますよね。確かに舞台映えする楽曲が多い。
LINK: Disney’s Hercules – The Electrifying New Musical
おそらく2025年の日本公開作品で最も注目されるのがこれ。ウォルト・ディズニー・スタジオ 『リロ&スティッチ』 が公開されます。日本では2025年初夏の予定です。
LINK: 実写映画『リロ&スティッチ』公式サイト|ディズニー公式
そして公開が1年延期となっていた『星つなぎのエリオ』が日本でも2025年夏公開(アメリカ公開2025年6月13日)。ピクサーによる続編ではない作品が登場です。
LINK: 星つなぎのエリオ|映画|ディズニー公式
2025年7月25日には、マーベル作品『The Fantastic Four』が公開されます。ペドロ・パスカルが出演します。時間軸などいろいろ気になるところがありますねえ。日本公開時期は未発表。
日本公開に関してはまだなにも言及がないのですが、ウォルト・ディズニー・スタジオからは『Freakier Friday』 が2025年8月8日に公開予定です。これ前作の原題は『Freaky Friday』で邦題が『フォーチュン・クッキー』です。続編邦題どうすんだ問題再び。
2025年10月10日には、アメリカで『Tron: Ares』が公開されます。ナイン・インチ・ネイルズが音楽を担当。ジェフ・ブリッジスが出演することも発表されています。日本公開は未発表。
長らく続報がなかったディズニープラスのアニメ版『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』は2025年10月に配信されることが発表されています。まあすっかり忘れていたよね(初報は2021年)。
2025年11月7日には、20 世紀スタジオ 『Predator: Badlands』がアメリカで上映されます。このスロットは元々マーベルの『Blade』が入っていたところなんですが、ブレイドはほぼ無期延期だからなあ……。
2025年11月28日には、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの待望の続編 『ズートピア2 (原題)』が予定されています。現時点では日本での公開時期未定。大人気のバディなんですが、前作のテーマがどう変化するか。続編には作品としては初めて登場する爬虫類として、蛇の「ゲイリー」(キー・ホイ・クアン)が登場します。バイロン・ハワード監督が戻ってきたのは朗報。
そして久々の、(広義の)ディズニーが絶対に負けられない戦いが待っています。20世紀スタジオのアバターシリーズ第3作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が2025年12月19日に日米同時公開が決定しました。病的な設定のアバターシリーズ、前作の「水」に続き今回は「火」がモチーフ。延期にならないことだけを祈ります。
2025年に配信が予定されている作品がいくつか。まずはマーベル『Ironheart』。ブラック・パンサー2で初登場したリリ・ウィリアムズ単独作品です。ヤングアベンジャーズにおけるアイアンマンの立ち位置。
また、ディズニープラス/ディズニージュニアでもいくつか注目作が。あの『フィニアスとファーブ』新作が現在制作中。配信時期は未発表ですが2025年中と考えられています。終わらない夏休み。
すっかり忘れていましたが『Mickey Mouse Clubhouse 2.0』(仮)も2025年内に放送が予定されています。今回のシリーズではなんとダッフィーが登場予定。マ?
スター・ウォーズからは『ヴィジョンズ』3が配信予定。日本のアニメスタジオが再集結します。
そのほか、マーベルおよびディズニープラスは2025年登場予定の作品を動画でまとめています。
「ディズニーが2025年に予定していること」その他編
それ以外の予定をまとめておきましょう。年初は東京・新宿にて『Disney THE MARKET in 伊勢丹新宿店』が開催されます。物販イベントが定期的に開催されるということは、それなりにニーズがあるのだろうな。かつてはアートイベントが併載されていたのにもう不要になっている……。
ディズニーストアは、2025年1月14日に名古屋松坂屋店がクローズ。かなり初期から運営していたお店でした。
ディズニーストアでも取り扱いが決定している「ロルカナ」日本版も1月に発売されます。DeNAがリリースしたポケモンカードのアプリが大ヒットしていて、カードゲームブームがきているかもしれないタイミング。さあどうなるかしら。
また、2025年3月4日からは海外パークの友、ZIPAIRが成田ヒューストン線を就航します。これがオーランド行きにそれなりに便利そう。できれば直行便をですね……
閉まるストアがあれば開くストアも。広島駅に作られる新たな駅ビルにディズニーストアがオープンします。
そして幕張メッセでは、2025年4月18〜20日に「スター・ウォーズ セレブレーション2025」が開催されます。ちょっと気になってるのはその開催日程に山手線/京浜東北線が止まること(19日初電〜20日12時まで)。けっこう大規模に運休するので、事前に迂回ルートをチェックしておくことをお勧めします。
LINK: スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025
LINK: 羽田空港アクセス線(仮称)整備における 田町駅付近線路切換工事に伴う列車の運休について
海外のお話。現時点では韓国を巡回している「Disney100: The Exhibition」ツアーが、2025年4月よりパリを巡回します。まだページは存在していませんでした。日本にはこないのかねえ。
LINK: Disney100: The Exhibition – The official website
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにおいて、新たなイベント「Universal Fan Fest Nights」が開催されます。ここになんとワンピースや呪術廻戦など、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが得意としているコンテンツが海外に。これは本当にすごい。
そして、実は2025年最大のインパクトはディズニーじゃありません。2025年5月22日、フロリダ・オーランドに新たなテーマパーク「Universal Epic Universe」がオープンします。
ユニバーサル・オーランド・リゾート第4のテーマパークとしてオープンするこのエリアには、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでもとうとう完全体となった「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が、ドンキーコング・カントリーを含めた形でオープンします。
加えて、ハリー・ポッターの世界が、ワーナー・ブラザース映画『ファンタスティック・ビースト』に登場する1920年代のパリと、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する象徴的な英国魔法省が融合したまったく新しいエリアとして登場。英国魔法省は『不死鳥の騎士団』に登場したドローレス・アンブリッジ(イメルダ・スタウントン)が出演します。
個人的に最も注目しているのは、ユニバーサル・モンスターのエリア「Dark Universe」。
ここではオーディオアニマトロニクスならぬ「アニメーテッドフィギュア」として、ヴィクトリア・フランケンシュタイン博士が作り出したモンスター、ドラキュラ、Creature From The Black Lagoon、狼男などが登場。その体の表情たるや。すごい。
おそらく、アメリカにおけるテーマパークの話題はしばらくの間、この新パークが中心になるのではないかと思います。ディズニーが復権するのはいつになるか。個人的にも2025年にオーランドに行くのであれば、むしろEpic Universeをステイの中心にしたほうがいいのではないかと思います。さあどうなるか。
2026年に起きること
- 「(仮称)舞浜ホテル計画」オープン(2026年1月)
- ウォルト・ディズニー社新CEO発表(2026年初頭)
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の続編公開(2026年4月24日)
- ピクサー『Hoppers』公開(2026年3月6日)
- マーベル『Avengers: Doomsday』公開(2026年5月1日)
- 『The Mandalorian & Grogu』公開(2026年5月22日)
- 『Toy Story 5』公開(2026年6月19日)
- 実写版『Moana』公開(2026年7月10日)
- 『Ice Age 6』公開(2026年12月18日)
- ロバート・アイガーCEO任期満了(2026年12月31日)
- 『Sofia the First: Royal Magic』配信(2026年)
- カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでリメンバー・ミーアトラクションの着工(2026年)
- ディズニーランド・パリ「World of Frozen」オープン(2026年)
- ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド「Fast & Furious: Hollywood Drift」オープン(2026年)
Opinion: From the “D”post
2025年もdpost.jpをどうぞよろしくお願いいたします。dpost.jpも29年目を迎える年なんですが、いつまで更新を続けられるかわからんですね。なんとかOLCクルーズまでは生きていたい。新スペースマウンテンは全くもって乗れる気がしないw
個人的に楽しみなのは、ディズニーにおいてはやっぱりシンガポールの「ディズニー・アドベンチャー」。船の大きさが多分未体験の人には全く伝わってないと思うので、OLC船ができる前に一度くらい東京に寄港してほしいと思っています。そして徐々にOLC船そのものにも注目が集まってくると思うので、新ビジネスとして盛り上がってほしいですね。