報告書「始めに」より抜粋 JNSAセキュリティ被害調査ワーキンググループによる個人情報漏えい事件・事故(以降「インシデント」という)の調査分析は今回で8回目となる。2008年と同様に2009年も2003年に確立した調査方法を踏襲した。 JNSA セキュリティ被害調査ワーキンググループでは、2008年と同様に、これまでの調査方法を踏襲し、2009年に新聞やインターネットニュースなどで報道された個人情報漏えいインシデント(以下、インシデントという)の情報を集計し、分析を行った。 この調査データにもとづいた、漏えいした組織の業種、漏えい人数、漏えい原因、漏えい経路などの情報の分類、JOモデル(JNSA Damage Operation Model for Individual Information Leak)を用いた想定損害賠償額などを分析した結果を報告書にまとめた。このような結果をもたらした