2025-01-06

コーヒー20年やってきて分かったこ

コーヒーの味を決める条件は下記の通り

以下、一つずつ解説

豆の種類・産地・農場

ぶっちゃけこれでほぼ決まる

米で例えるとコシヒカリミルキークイーンで味が全然違うようにコーヒー豆にも種類がある

ただ、どれが美味しいというのは無く、アラビカ、ブルボンマンデリンなど、好みで選べば良い

次に産地、というより農場がどこかで全然変わる

新潟県産コシヒカリ奈良県産コシヒカリで比べても大差無いが

新潟県の〇〇農場奈良県の△△農場では水系肥料、育て方から収穫方法まで違う可能性があるので味の違いが明白になる

農場ごとの善し悪しは特に気にする必要は無く

我々が入手できるコーヒー豆で農場指定されているもの基本的品質が高い

焙煎

次に重要になるのが焙煎になる

米で例えると炊飯器でどのように炊くかによって味が変わるのと同様で焙煎によって味は全く別物になる

焙煎するときはまずピッキングと呼ばれる不良豆を弾く行程が入るのだが

このときにどの程度ピッキングできているかによって焙煎度が大きく変わる

試しにその辺りの安いコーヒー屋で豆を買ってくれば分かるが、豆の中に虫食いで欠けてたり割れてる豆が混ざっている

こういった豆を弾くことが焙煎の仕上がりに大きく影響する

焙煎度合いは豆の種類や産地によっても異なるので、浅煎りが良いか深煎りが良いかは選べば良い

器具など

ここまでくれば後はどんな器具や淹れ方を工夫しても味に大差はない

米で例えればお茶碗とお箸に何を使うかというレベルの違いにしかならない

もちろん煮出した場合ドリップした場合エスプレッソにした場合などで味は大きく変わるが

それはその抽出方法の味の違いであって、コーヒーのものの味の違いを損ねるものではない

そして誰がやっても同じ味になるので経験の差はほとんどない

おすすめの楽しみ方

まず近所にコーヒーショップがないかを調べて足を運んでみる

販売している豆がブレンドではなく「ブラジル〇〇農園」「インドネシア△△農園」など農園指定されていればアタリ、それ以外はハズレである

次に実際に豆を買って挽く前に豆をちゃんとチェックする

ピッキングちゃんとできていたらアタリ、それ以外はハズレである

後はお好きな抽出方法で淹れていいし

なんならコーヒーメーカーでもエスプレッソマシンでも構わない

美味しければ継続だが、そうでなければ他のショップを探した方が良い

同じショップで別の豆を買った場合アタリを引く場合もあるが大抵の場合ショップ指向する味が違うので別の店の方が良い

どうにかして美味しいショップを見つけられたらコーヒー探しの旅は終わりになる

それまで頑張って探して欲しい

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