スペースX、ロケット再び「キャッチ」 宇宙船は「上空でばらばら」

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ワシントン=合田禄
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 イーロン・マスク氏が創業した米宇宙企業スペースXは6日、開発中の史上最大のロケット「スーパーヘビー」と宇宙船「スターシップ」を打ち上げた。ロケットを発射地点に戻して発射台のアームで「キャッチ」することに再び成功したが、切り離された宇宙船から信号が途絶えた。宇宙船は上空でばらばらになったという。

 ロケットと宇宙船は米中部時間6日午後5時半ごろ(日本時間7日午前8時半ごろ)、同社が拠点とするテキサス州ボカチカの「スターベース」で打ち上げられた。

 同社の中継映像によると、打ち上げから約7分後、宇宙船から切り離されたロケットは発射地点に戻り、「箸」のようなアームがロケットをつかまえた。発射台でのキャッチ成功は昨年10月、今年1月に続き、3回目となる。

 宇宙船には同社の衛星通信サービス「スターリンク」に使う人工衛星に近いサイズの模擬衛星4機が積み込まれていて、これらを宇宙空間に展開する試験も初めて実施する予定だった。

 しかし、スペースXによると…

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この記事を書いた人
合田禄
アメリカ総局|科学・米国政治担当
専門・関心分野
科学、医療、気候変動、宇宙開発
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    藤井涼
    (UchuBiz編集長)
    2025年3月7日10時32分 投稿
    【視点】

    3月4日に打ち上げ40秒前に中止し、3月7日に仕切り直しとなった「スターシップ」の8回目の試験飛行。1段目ブースターの空中キャッチには難なく成功したものの(これだけでも本当に凄いのですが)、2段目は宇宙空間でくるくると回転しはじめ、姿勢制御

    …続きを読む