今春、フジテレビの人気アナが次々消える…「椿原慶子(39)と岸本理沙(25)の退社」が《フジの終わりの始まり》を意味するワケ
今春、フジテレビの女性アナウンサーが3人同時に退社すると報じられた。
昨今フジテレビを騒がせている問題と、直接的な関係はないことが各所で強調されている。だが、むしろ一連のフジテレビ問題と、この“3人同時退社”は表裏一体の関係にあるのではないか。
また、現状を、“フジの女子アナ退社ラッシュ”として一緒くたにまとめてしまうと、この異様な状況の本質が見えてこないため、一体何が起きているのかを個別に考える必要がある。
椿原と岸本の退社は「意外」
退社が報じられているのは、椿原慶子(39歳、2008年入社)、永島優美(33歳、2014年入社)、岸本理沙(25歳、2022年入社)の3人。入社時期に数年ずつの違いがある、世代の違うアナウンサーと言っていいだろう。
この中で、これまでのフジテレビの女性アナウンサーに見られた「退社」の延長線上にあるのは、永島優美だ。加藤綾子が8年、三田友梨佳が12年で辞めているように、20代で局の看板と言ってもいい地位を築いた女性アナが、30代半ばまでに辞めるのは珍しいことではなかった。タイミング的にはある種の既定路線と言っていいだろう。
意外なのは残りの2人である。2人に共通した背景について述べる前に、それぞれの意外性について解説していきたい。
岸本は25歳で現在3年目。3年間で女性アナがフジテレビを辞めるというのは近年見られなかった事態である。
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