米ウクライナ協議、英高官が橋渡し ベテラン首相補佐官が極秘裏に

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ロンドン=藤原学思
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 ロシアによるウクライナ侵攻について、「30日間の停戦」で合意した米ウクライナの高官協議。その裏に、両国の橋渡し役を果たした英国の高官がいた。英メディアが相次いで報じている。

 この高官は、ジョナサン・パウエル氏(68)。1997~2007年に当時のブレア首相の最側近として首席補佐官を務め、昨年12月、スターマー首相から首相補佐官(国家安全保障担当)として呼び戻されていた。

 英紙タイムズや公共放送BBCなどによると、米ウクライナの首脳会談が2月末に決裂した後、パウエル氏は両者の橋渡しとなるようスターマー氏から指示を受けた。

■パウエル氏の信条は?…

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論
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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年3月13日8時28分 投稿
    【視点】

     私は、裏外交の世界をかなり長くウオッチしています。ですから以下の報道についても額面取りには受け止めていません。 <ロシアによるウクライナ侵攻について、「30日間の停戦」で合意した米ウクライナの高官協議。その裏に、両国の橋渡し役を果たした

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