18歳のカレー店主、亡き祖父の味継承 米国留学の夢いったんお預け

有料記事

山中由睦
[PR]

 港町にカレーの人気店が復活した。新オーナーは、昨春に高校を卒業したばかりの18歳。米国に留学する予定だったが一転、亡き祖父の店を継ぐことに。想定外の道に進んだのは、父のある提案がきっかけだった。

 海に流れ込む川沿いに、白いコンクリートの建物がたたずむ。1978年に創業したカレー店。中に入ると、木製の机やいすが並び、カレーとコーヒーの香りが漂う。多くの地元住民が「ここのカレーを食べて育った」「地域の味」と口をそろえる。

「同級生がうらやましい」…父の提案に導かれ

 カレー店「ホワイトハウス」…

この記事は有料記事です。残り1199文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
山中由睦
広島総局|政治、経済
専門・関心分野
地方政治、地域医療