「宇宙技術を知って」 はやぶさ2の子ども向けパネル展開催中
浅田朋範
【奈良】小惑星探査機「はやぶさ2」の研究について、3歳から小学3年生向けに解説したパネル展が橿原市小房町の市立こども科学館で、26日まで開かれている。展示されているのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)がつくった12枚のパネル。写真やイラスト、分かりやすい説明が特徴だ。
はやぶさ2は2014年に打ち上げられ、20年に小惑星「リュウグウ」の砂や石を地球に持ち帰った。展示では、リュウグウの表面にクレーターをつくる実験や、持ち帰ったサンプルの研究について紹介する。
同館では昨年も「はやぶさ2」に関する展示を実施した。大人には好評だったが、子どもには難しいという声もあり、今回は子ども向けのパネル展を企画したという。市人権・地域教育課の中嶋智子さん(52)は「日本の宇宙技術について小さい子にもぜひ知ってもらいたいです」と話した。
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