Apple Watchで水中の温度、経過時間、水深を測定する
Apple Watch Series 10およびApple Watch Ultraモデルでは、シュノーケリング、プールでのスイミング、浅いフリーダイビングなどの水中アクティビティ中に、水温、時間、水深をトラッキングできます。
警告: 水中アクティビティはリスクを伴います。水深アプリはダイブコンピュータではなく、減圧停止の情報、ガスの状況、レクリエーションとしてのスキューバダイビングに関するその他の機能を提供しません。Apple Watchの故障によって死傷、人的損傷、または環境上の深刻な損傷をもたらす状況では、常に別の水深計およびタイマー/時計を使用してください。
水深アプリの概要
水深アプリ は、シュノーケリング、プールでのスイミング、浅いフリーダイビングなどのレクリエーションの水中アクティビティ中に簡単に見ることができる基本情報を提供します。
重要: 水深アプリの使用中は、以下の最大水深制限を超過しないでください:
Apple Watch Series 10: 6メートル(20フィート)
Apple Watch Ultraモデル: 40メートル(130フィート)
水深アプリはダイブコンピュータの代替品ではありません。ダイビングを始める前に、Apple Watchにひび割れやその他の損傷がないことを確認します。
お使いのApple Watchの水深計や耐水用シール材が適切に機能しているか確認したい場合は、Appleの水深・耐水性検査を受けることができます。
水深アプリの1つの画面に、以下の情報が表示されます:
現在の時刻
現在の水深と最大水深
水中にいる時間
水温
Apple Watch Ultraモデルのダイビング向けの仕様
動作可能な最大水深 | 40メートル(130フィート) 注記: Apple Watch UltraモデルはEN 13319に準拠するように設計されています。水深40メートルを超えると、一部の機能の動作が停止したり、動作が断続的になったりすることがあります。 |
ダイビング時間のカウントが開始または停止する深さ | 1メートル(3フィート) |
水中での動作温度の範囲 | 0°C~40°C(32°F~104°F) |
水深センサーの精度 | ±1メートル |
海水面上での操作性 | 水深機能は海水面上で機能します。また、ダイビングの前に海抜が動的に補正されます。 |
非動作時の保存温度 | -20°C~45°C(-4°F~113°F) |
チェック間隔 | 正確な水深とダイビング時間を得るために、一定の間隔で再チェックする必要はありません。ただし、Apple Watchが損傷したり、故障したりした場合は、AppleまたはApple正規サービスプロバイダにお問い合わせください。 |
ダイビングを開始する/終了する
以下のいずれかの方法でダイビングを開始します:
手動: 水に入る前に、水深アプリ を開きます。
アクションボタン: (Apple Watch Ultraモデルの場合)アクションボタンをダイビングに設定している場合は、アクションボタンを押してダイビングを開始します。
自動: 水深アプリで自動起動をオンにした場合、水深が1メートルを超え、5秒以上水中にいるときにダイビングのトラッキングが開始されます。
水中に入れると画面がロックされ、防水ロックがオンになります。水深アプリでは、画面のタップやDigital Crownの使用は登録されません。他社製のダイビングアプリでは、Digital Crownを回したりアクションボタンを押したりすることで、水中でもApple Watch Ultraを操作できる場合があります。
浮上したあと、ダイビングセッションを終了し、以下のいずれかの方法で防止ロックを解除します(スピーカーから水が排出されます):
手動: Digital Crownを押したままにします。
アクションボタン: (Apple Watch Ultraモデルの場合)アクションボタンをダイビングに設定している場合は、アクションボタンを押してダイビングを終了します。
自動: Apple Watchが水から10分以上離れるとダイビングは終了します。
ダイビングを終了せずに10分以内に再び潜水した場合、水中にいる時間は前回の時間に加算され、1回のダイビングとして記録されます。
他社製のダイビングアプリ
Apple Watch Series 10の場合は水深6メートル以下で、Apple Watch Ultraモデルの場合は水深40メートル以下でダイブコンピュータとして機能する、対応した他社製アプリをインストールできます。アプリの使用方法およびアプリに関連する警告については、他社製アプリのドキュメントを参照してください。
警告: 水中アクティビティはリスクを伴います。重傷または致命傷を負うリスクを低減するために、このガイドに記載されているすべての指示と警告、および使用している他社製ダイビングアプリが提供する指示を読み、それに従ってください。また、レクリエーションとしてのスキューバダイビングでは、受けた認定とトレーニングに関連するすべてのガイドラインに常に従ってください。
警告: ダイブテーブルだけでなく、別の水深計およびタイマー/時計を必ず使用してください。
Apple Watchモデルの磁石はすべて、外部コンパスの精度に影響する可能性があります。ダイビング、ハイキング、ナビゲートなどのアクティビティで別のコンパスを使用している場合、外部コンパスを読むときは、このようなコンパスをApple Watchから離してください。
警告: Apple Watch Ultraモデルは、トレーニングを受けたダイバーによる40メートル(130フィート)以下のレクリエーションとしてのダイビングにのみ使用してください。常にダイビングの安全規則を守り、バディと一緒に潜ってください。ダイビング中は定期的に機能を確認し、明らかに異常がある場合は安全に浮上してください。どのようなダイビングでも常に減圧症(DCS)のリスクがあります。DCSの可能性がある場合は、直ちに医師の治療を受けてください。