2025年4月13日から始まる「大阪・関西万博」。開催まで1か月を切ったけれど……いまいち盛り上がっていないように感じるのは筆者だけだろうか?

世界規模の大きなイベントのはずなのに、少なくとも筆者の周りでは「もうすぐ万博だね!」というような話題を聞いたことがない。チケットもまだ余裕で買えるみたいだし。

かくいう筆者も万博に関する知識がほぼ0で、「どんなイベントなのかいまいち分からないんだよな~」などと思っていたのだが……

ある日、万博の公式ガイドブックが販売されているのを発見。これを読めば万博のことが少しは分かるかな……!?


・分厚い!!

ということで、実際に購入して読んでみることにした。ガイドブックの正式名称は「2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博公式ガイドブック」。

今回はAmazonで販売されていたものを購入し、価格は税込3080円だった。

販売を行っている株式会社JTBパブリッシングの紹介文によると、全国の書店や楽天ブックスなどでも取り扱われているようだ。


現物を手にした第一印象は「重っ!!」。なんと360ページもあるとのことで、結構な鈍器である。(なお英語版は344ページとのこと)


ちなみに厚さはこんな感じ。


縦に置いてみたところ、余裕で自立した。サイズも大きいし、これを持ちながら歩くのはちょっとキツいかもしれないな。


カバーには特殊な加工がされていて、全体的にザラザラしている。高級感があって素敵。



・読んでみた

それではいよいよ本文を読んでみよう。

表紙を開いてまず目に入るのは、折り込み式の会場マップ。地図の縮尺によると、会場の横幅は約1.8kmもあるらしい。こんなに広いんだ……!

エリア内にはびっしりとパビリオン(展示館)が並んでいて、なんだかディズニーランドやUSJみたいだ。


本文では各国の展示内容や見どころが紹介されており、イメージ画像や紹介文を見ているだけでワクワクしてくる。

買い物や食事ができるパビリオンもかなり多いみたいだ。日本にいながら150を超える国の文化を楽しめる機会って、なかなかないのでは?


なお、万博では開催日の2025年4月13日から2025年10月13日まで毎日のように何かしらのイベントが開催されるそう。

そのイベントスケジュールもばっちり網羅されており、「いつ」「どこで」「何のイベントが開催されるのか」が分かりやすく掲載されている。これを見ながら会場に行く日を決めるのもいいだろう。

個人的にはAdoさんのスペシャルライブや有名イラストレーターの作品を展示する「絵師100人展」、日本刀を見ることができる「日本刀展」、地元である新潟の魅力を紹介する「新潟の彩り」などが気になった。



・気になってきた

────もしかして万博、思ってたより楽しそうなイベントなのでは?

「世界各国の展示を見るイベント」くらいに思っていたけど、こんなにお祭りみたいな雰囲気だったとは。

完全にノーマークだったから何も予定を立てていなかったけど、時間とお金が許せばちょっと行ってみたいかも……!

ということで「大阪・関西万博公式ガイドブック」は、公式というだけあって万博に対する解像度が爆上がりする本だった。読んでみたら、皆さんもきっと万博に行ってみたくなるはずだ。

参考リンク:JTBパブリッシング、PRTIMES[1][2][3]
執筆:うどん粉
Photo:PRTIMES、RocketNews24.

▼表紙は文字やデザインの部分だけツルツルしていた