Negicco、地元新潟でNagakumoと念願の初競演!ついに実現した提供曲コラボ

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活動歴20年を超えるアイドルグループ・Negiccoと、関西を拠点に2021年より活動する新進気鋭の“ネオネオアコ・バンド”Nagakumoによるツーマンライブ、その名も「Negikumo!」が、3月7日に新潟・NIIGATA LOTSで開催された。

Negiccoとは?

新潟在住のNao☆、Megu、Kaedeによるアイドルユニット。新潟の名産品「やわ肌ネギ」のキャンペーンユニットとして2003年7月に結成され、キャンペーンソング「恋するねぎっ娘」でCDデビューを果たす。キャンペーン終了後も地元新潟を拠点に活動を続け、2010年にはローカルアイドルの音楽フェスティバル「U.M.U AWARD 2010 ~全国アイドルお取り寄せ展~」で優勝。2011年にはタワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette Records」に所属し、同年11月にシングル「恋のEXPRESS TRAIN」を発表した。2013年7月に「Melody Palette」、2015年1月に「Rice&Snow」、2016年5月に「ティー・フォー・スリー」、2018年7月に「MY COLOR」とこれまでに3枚のオリジナルアルバムをリリースしており、小西康陽、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、西寺郷太(NONA REEVES)、堂島孝平、土岐麻子、さかいゆう、池田貴史(レキシ)、坂本真綾、KIRINJIほか多数の豪華アーティストからの提供曲も話題を集めている。2020年7月に結成17周年を迎え、8月にニューシングル「午前0時のシンパシー」をリリースした。個人での活動にも力を入れており、Kaedeは9月に最新ミニアルバム「秋の惑星、ハートはナイトブルー。」を、Nao☆は10月に1stソロミニアルバム「gift songs」を発表。Meguは3月にオリジナルブランド「Life to meet you!」を設立した。

NegiccoとNagakumoのツーマンライブ「Negikumo!」の様子。(Photo by serica)

NegiccoとNagakumoのツーマンライブ「Negikumo!」の様子。(Photo by serica)

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舞台裏のNegicco。(Photo by serica)

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「Negikumo!」ロゴの横断幕が飾られたステージ。(Photo by serica)

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Nagakumoは2023年にリリースされたNegicco・Nao☆のソロ楽曲「悠久の星」、2024年発売のNegiccoの最新オリジナルアルバム「What A Wonderful World」収録曲「眩しくて可愛い!」の2曲を提供しているが、ステージ上ではこの日が初対面。Negiccoは地元新潟にNagakumoを招き、念願の競演を実現させた。Negiccoチームはこの対バンに並々ならぬ情熱を注ぎ、「Negikumo!」限定のオリジナルグッズを多数制作。グラフィックデザイナー・KMIのデザインによる「Negikumo!」ロゴの横断幕がステージを飾った。

(Photo by serica)

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Nao☆(Negicco)(Photo by serica)

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Megu(Negicco)(Photo by serica)

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Kaede(Negicco)(Photo by serica)

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ホストであるNegiccoは先攻でステージに登場し、最新アルバム「What A Wonderful World」にも収められた2019年のシングル曲「I LOVE YOUR LOVE」で軽快にライブをスタートさせた。Negiccoはこの2日前に東京・UNITでおよそ1年5カ月ぶりの本格的なワンマンライブを行ったばかり。現在はメンバー3人全員が子育てとの両立でアイドル活動を行っているが、この日は地元での開催ということもあり、ひときわリラックスモードでステージを進行した。2日前の東京公演で話題となったKaedeのメガネ姿や電子マネーが使えないNao☆の機械音痴エピソード、2人の話題でもちきりで自分に対する東京公演の感想が見つからなかったというMeguの「私わい!」という魂の叫びなどでフロアを大いに和ませたと思えば、直後の「終わらないGood Times」「午前0時のシンパシー」ではパフォーマンスをクールに決め、ギャップで観客を魅了するNegicco。後半は代表曲「圧倒的なスタイル」に比肩するライブ定番曲となりそうな最新のキラーチューン「あなたとNegi With You!」、シングルカップリング曲ながら長年ライブのクライマックスを飾ってきた「さよならMusic」、そしてレキシ提供の人気曲「ねぇバーディア」とアッパーな楽曲を連続で畳みかけ、Nagakumoへとバトンをつないだ。

Nagakumo(Photo by serica)

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コモノサヤ(Vo, G / Nagakumo)(Photo by serica)

コモノサヤ(Vo, G / Nagakumo)(Photo by serica)[拡大]

オオニシレイジ(Cho, G / Nagakumo)(Photo by serica)

オオニシレイジ(Cho, G / Nagakumo)(Photo by serica)[拡大]

Nagakumoのオオニシレイジ(Cho, G)、コモノサヤ(Vo, G)、ホウダソウ(Dr)、オオムラテッペイ(B)がスタンバイしたステージが暗転すると、まずはオオニシが優しく奏でるギターから「思いがけず雨」へ。コモノのボーカルに寄り添うオオニシのハーモニーとギターカッティング、オオムラのランニングベース、ホウダのスウィングするビートが観客の心を一気につかんだ。コモノは「新潟、めっちゃ寒いと思ってたけど……あったかいですね」とNegiccoファンの歓迎ムードに大喜びで、「初めて新潟でライブをするというご縁をNegiccoさんにいただけたことが、本当にうれしいね」というコモノの言葉に地元のNegiccoファンから「ようこそ!」の声が飛ぶ。「皆さんはユルいMCに耐性があるということで……」と、アットホームな空気にNagakumoもリラックスムード。Negicco提供曲の作詞作曲を手がけたオオニシはメンバーの中でもひときわNegiccoへの思い入れが強く、ついに訪れた対バンの機会に「あーりがたすぎる……ありがたすぎます」と深いため息のような声を漏らした。

オオムラテッペイ(B / Nagakumo)(Photo by serica)

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ホウダソウ(Dr / Nagakumo)(Photo by serica)

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Nagakumoの演奏をバックに「悠久の星」を歌うNegicco Nao☆。(Photo by serica)

Nagakumoの演奏をバックに「悠久の星」を歌うNegicco Nao☆。(Photo by serica)[拡大]

“ネオネオアコ・バンド”を謳うNagakumoだが、ネオアコやギターポップの範疇にとどまらない多彩な楽曲を、巧みな演奏で次々と披露していく。ファン投票企画で1位に輝いたポップチューン「日曜前夜」、往年の“渋谷系”ムーブメントを彷彿とさせる直球のギターポップ「6月は愛について」、淡々としたビートでロック色の強い未発表曲「White Dish, Blue Spoon」など、短い時間の中でさまざまな表情を見せた。最後はこの日2曲目の未発表曲「ショートバラード」でフィニッシュ。すべての演奏を終えても4人はステージから去ろうとせず、コモノが「まだスペシャルなことが残ってるんで」と思わせぶりにつぶやくと、オオニシは「……ついに来たー。ついにこの時間が」と天井を見上げる。そしてNegiccoのNao☆を呼び込み、Nagakumoの生演奏でNao☆への提供曲「悠久の星」をパフォーマンスした。さらにはMeguとKaedeも合流し、ここでついに“Negikumo”の7人が集結。Nagakumoの演奏に合わせてNegiccoがダンスしながら歌う「眩しくて可愛い!」のコラボレーションでライブは大団円を迎えた。

ライブレポート
ライブレポート

セットリスト

「Negikumo!」2025年3月7日 NIIGATA LOTS

Negicco

01. I LOVE YOUR LOVE
02. アイドルばかり聴かないで
03. まるばつさんかくしかくとわたし
04. Walk With
05. 終わらないGood Times
06. 午前0時のシンパシー
07. あなたとNegi With You!
08. さよならMusic
09. ねぇバーディア

Nagakumo

01. 思いがけず雨
02. スウィート・スペース
03. タイム・トラベル・プランナー
04. ボール
05. 日曜前夜
06. 6月は愛について
07. テレビショウ
08. White Dish, Blue Spoon
09. CITY GIRL
10. ショートバラード
11. 悠久の星 / Nagakumo、Nao☆
12. 眩しくて可愛い! / Nagakumo、Negicco

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Megu@Negicco @Megu_Negicco

2枚目の写真なに笑 https://t.co/8FvLzQ81ec

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