【ニュースレターが届かない場合】無料会員の方でニュースレターが届いていないというケースが一部で発生しております。
届いていない方は、ニュースレター配信の再登録を致しますので、お手数ですがこちらのリンクからご連絡ください。

使用済みのティーバッグは宝物! 日常生活で役立つ12の活用法

ティーバッグは手軽にお茶を淹れられるため、多くの人に愛されています。しかし、多くの人はティーバッグを「使い捨て」と思い込み、使い終わったらすぐに捨ててしまいます。でも実は、使用済みのティーバッグにはさまざまな活用法があり、日常のちょっとした困りごとを解決してくれるだけでなく、生活費の節約にもつながるのです。

お茶は昔から世界中で親しまれてきた飲み物で、多くの健康効果があることが知られています。現代の研究によると、茶ポリフェノールに含まれるカテキンには強い抗酸化作用があり、心血管を保護し、体脂肪を減らす効果が期待できます。さらに、解毒酵素を活性化し、慢性炎症を抑えたり、がん予防にも役立つと言われています。そのため、毎日何杯もお茶を飲む人は少なくありません。しかし、淹れた後のティーバッグは、ほとんどの人が何の迷いもなくゴミ箱に捨ててしまいます。

実は、使用済みのティーバッグには驚くほど多くの使い道があるのです。ここでは、その中から特に役立つ12の活用法をご紹介します。あなたの生活にも、きっと役立つはずです!

使用済みティーバッグの役立つ12の活用法

1. 虫刺されによるかゆみや腫れを和らげる

アメリカの皮膚科医、ニール・シュルト博士によると、冷やしたティーバッグには刺された部分の毒素や余分な液体を吸い出し、かゆみや腫れを軽減する効果があるそうです。お茶を淹れた後、使い終わったティーバッグを数分間冷やし、それを蚊や虫に刺された部分に当てるだけです。かゆみを抑えることができます。
 

2. 植物をカビから守る

使用済みのティーバッグをバケツの水に入れて再び抽出し、その薄いお茶を植物にかけることで、カビの発生を防ぐことができます。

また、ティーバッグを開いて湿った茶葉を植物の根元にまくと、土壌を肥やすだけでなく、害虫予防にも役立ちます。

さらに、茶葉を堆肥に混ぜることで、栄養を補い、より良い土づくりができます。

茶葉には、植物を真菌の感染から守る働きがある。写真は、室内で育てている鉢植えの植物(Shutterstock)

 

3. 手作りの消臭剤

使用済みの乾燥したティーバッグに、お好みの精油を数滴たらせば、簡単に自家製の消臭剤が作れます。家やオフィス、車内など、好きな場所に置いて香りを楽しめます。ほとんどのティーバッグには糸がついているため、吊るすのも簡単。一度香りが薄れても、再び精油を垂らせば長く使えます。さらに、茶葉には消臭効果があるため、香りを楽しみながら嫌なニオイも抑えられる、一石二鳥のアイテムです。

4. 目のクマやむくみ対策

冷やしたティーバッグを目の上にのせると、キュウリパックと同じような効果が得られます。茶葉に含まれるタンニン酸が、目のクマやむくみを軽減し、スッキリとした印象に導きます。

5. 家の嫌なニオイを取り除く

使用済みの茶葉は、家のさまざまな場所の消臭に役立ちます。例えば、乾燥させた茶葉を猫のトイレやゴミ箱の底に敷くことで、嫌なニオイを吸収できます。

また、乾燥させたティーバッグを靴の中に入れておけば、靴の消臭にも効果的です。

若い、青、トラ、メイン、クーン、猫、去る、灰色、フード付き、猫
猫砂に茶葉を混ぜると、臭いを和らげるのに役立つ(Shutterstock) 

 

6. 暖炉やストーブの掃除をラクに

暖炉やストーブの掃除をする前に、湿らせた茶葉を灰の上にまいて数分置いておくと、灰が舞い散りにくくなり、掃除がしやすくなります。

7. 肌の炎症を和らげる

冷やした湿ったティーバッグは、肌の炎症を和らげる自然なケアアイテムになります。例えば、疲れ目や充血した目にのせると、スッキリとした感覚を得られます。また、日焼けした肌に優しく当てることで、ひんやりとした気持ちよさとともに炎症を抑える効果が期待できます。

さらに、あざの部分に当てると、不快感を和らげ、回復を助ける効果もあります。

8. カーペットやマットの消臭・清掃

使用済みのティーバッグを開き、中の茶葉を乾燥させた後、それをカーペットやマットの上にまいてから掃除機で吸い取ると、ニオイを取り除くことができます。

9. 害虫対策

家にネズミが出るのは困りものですが、実はネズミはお茶の香りを苦手としています。使用済みのティーバッグを食器棚や収納スペース、害虫が入り込みそうな場所に置くと、ネズミの侵入を防ぐ効果が期待できます。さらに、ティーバッグにミントの精油を垂らすと、ネズミだけでなく、クモやアリなどの害虫も寄せ付けにくくなり、家の中が爽やかなミントの香りに包まれます。

10. 食器の油汚れを落とす

油でギトギトになった食器を洗うのは面倒ですが、使用済みのティーバッグを活用すれば、もっと簡単に汚れを落とせます。洗う前に、食器を使用済みのティーバッグと一緒に温水に浸しておくと、茶葉の成分が油を分解し、ゴシゴシこすらなくても汚れが落ちやすくなります。

11. 足湯でリラックス

使用済みのティーバッグを温かいお湯に入れて足湯をすると、足のニオイを抑えたり、固くなった角質をやわらかくしたり、肌に潤いを与えたりする効果が期待できます。

12. お米やパスタに風味をプラス

沸騰したお湯に使用済みのティーバッグを数分間入れ、その後取り出してからお米やパスタを茹でるだけ。例えば、ジャスミン茶のティーバッグを使えば、香り高いジャスミンライスが楽しめますし、緑茶を使えば風味豊かな緑茶パスタが作れます。

 

(翻訳編集 華山律)

张婷