「カバンの中で目当てのものが迷子になってなかなか見つからない……」と、困ったことはありませんか？
何かと荷物が多くなりがちなお出掛け時に頼りになるのが、アウトドアバッグの老舗ブランド、ジャンスポーツから登場した日本限定デジタルバッグ「アンヴォイ」です。14個もの収納スペースで、カバンの中身をスマートに整理整頓。外出をもっと快適にしてくれるリュックです。そんな「アンヴォイ」の魅力を詳しく解説します！
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ジャンスポーツといえば、シンプルかつ丈夫なリュックサックで人気を集めています。実は筆者も、ジャンスポーツの別のリュックを愛用中。軽くて丈夫で、どんなスタイルにも合わせやすいから、本当に重宝しています。そんなジャンスポーツの強みを受け継ぎながら、現代のライフスタイルに合わせた機能性を追求したのが、今回の「アンヴォイ」です。
ジャンスポーツの日本限定モデル「Envoy（アンヴォイ）」。公式サイト価格は14,300 円（税込）。サイズ33（幅）×48（高さ）×20.5（奥行）cm、容量32.7L、重さ0.8kg
たとえばハイキングへ出掛ける際などは、お弁当、レジャーシート、水筒、着替えetc.と意外と荷物が多くなるんですよね。できればレインウェアにタオル、行動食も持っていきたいし、カメラやお土産を入れるスペースも確保したい。そのうえ、スマホやモバイルバッテリー、イヤホン、タブレットも……と言い出すと、気がつけばカバンの中はごちゃごちゃ！ なんてこと、ありますよね。
ジャンスポーツの「アンヴォイ」なら、荷物1つひとつに“住所”を決めてくれるので、そんな悩みもスッキリ解決！ バッグ内外に大小14個もの収納スペースがあり、荷物の種類や大きさに合わせて最適な居場所を提供してくれるので、整理整頓が苦手な人でも驚くほどスッキリと荷物を収納できるんです。「アレどこに入れたっけ？」と焦ることなく、お出掛けタイムをスマートに楽しめます。
それでは「アンヴォイ」の収納力について、具体的に見ていきましょう。各所に配された収納スペースの特徴を知れば、効率的に荷物を整理できるに違いありません！
ちょっとレトロな雰囲気の四角いフォルム。ブランドロゴも控えめで、落ち着いた雰囲気のバックパックです
まずは、フロントに配置された上下2つのポケットからチェックしていきます。
上部ポケットのファスナーを開けると、スマートフォンとタブレットのアイコンが付いたオーガナイザーポケットが登場。スペースが細かく区分けされているので、スマホだけでなく、筆記具やメガネケースなどの小物類もすっきり仕分けしてしまえそうです。なお、タブレット用ポケットは内側が起毛素材になっているので、愛機を傷つけることなく安心して持ち運びできるのもうれしいポイントです。
スマホやタブレットのアイコンがさりげなく主張していて、収納場所が一目瞭然。デジタルデバイスを管理しやすい作りです
スマホやタブレットのアイコンがさりげなく主張していて、収納場所が一目瞭然。デジタルデバイスを管理しやすい作りです
上部ポケットの外側には、スリット状の小窓ポケットが用意されています。深さがあるので、折りたたみ傘などの細長い小物の収納に便利。いざというときにすぐ取り出せます。
フロントの小窓ポケットは、細長いアイテムの収納に活用できます
いっぽうの下部ポケットを見てみると、電源プラグのアイコンが付いています。ここには、ケーブルや充電器、モバイルバッテリーなどをまとめて収納するのがいいでしょう。どこにしまったか忘れがちな、細々としたデジタルガジェットが行方不明になってしまう心配がなくなるはず。
フロント下部の小さなポケットには電源類などをまとめて入れておくとわかりやすいでしょう
フロント下部の小さなポケットには電源類などをまとめて入れておくとわかりやすいでしょう
個人的にグッとくる、ボトムストラップ。実際に使うことは少ないと思いますが、アウトドア感をプラスする、こだわりのディテールです
ジャンスポーツのこだわりが光る、背負ったままでもアクセスしやすい縦型ポケットも優秀です。前述のフロントポケット部分に1つ、メインコンパートメント脇に1つの、計2つが備わっています。
前者には、必要なときにサッと取り出したいもの、たとえばパスケースなどを入れておくのがいいかもしれません。後者は、A5サイズが収まるサイズ設計なので、移動中によく使う手帳や本を収納するのに重宝するでしょう。
フロントポケット部分に設置された縦型ポケット
A5サイズが入る縦型ポケットは、移動中でも必要なものを素早く取り出しやすく、個人的にはいちばん使う頻度の高いポケットです！
両サイドには、マイボトルや折りたたみ傘を収納できるサイドポケットを搭載しています。ストレッチテープ付きなので、移動中に中身が飛び出す心配は無用。突然の雨に備えて、折りたたみ傘を入れておくと安心ですね。
サイドポケットはメッシュ素材で通気性も抜群。濡れた傘を入れても問題ありません
そして、メインコンパートメントは2つの荷室があります。シンプルな作りで、とにかく荷物を好きなように放り込めるのがグッド。書類や着替え、お弁当なども収納できる大容量スペースなので、通学はもちろん、旅行や遊びなどにピッタリです。写真のベージュではなくブラックを選べば、通勤や出張にも使い勝手がよさそう。ただし底にクッションはないので注意しましょう。
ざっくりと収納しても、口が大きく開くため目当てのものがすぐ見つかります
見た目を裏切らない収納力で、2泊くらいの旅行なら問題なく対応！
さらに背面側には、最大15インチまでのノートPCが収納できる専用コンパートメントを装備。クッション性が高く、大切なパソコンを万が一の衝撃から守ってくれるので安心です。
手触りのよいライニングとクッション性で、デジタルデバイスへのやさしさを実現
小さく見えるノートPCのアイコンがかわいいですね
収納力だけでなく、背負い心地にもこだわっているのが、「アンヴォイ」の魅力です。人間工学に基づいて設計されたSカーブデザインのショルダーストラップは、肩にやさしくフィットし、長時間背負っていても疲れにくいのが特徴です。
人間工学に基づいたS字カーブ。アンヴォイは、肩への負担を軽減する快適な背負い心地を実現しています。パッドは意外と肉厚でした！
背面には通気性のよいメッシュ素材を使用。背中の蒸れを防ぎ、快適な背負い心地をキープしてくれます。夏場でも快適に過ごせそう。
今回取り上げたカラーはベージュ系の「トラバーティン」ですが、そのほかに「ブラック」と「ネイビー」を加えた計3色展開で、普段使いしやすいカラーバリエーションが揃っています。シンプルなデザインで、どんなコーディネートにも合わせやすく、普段使いしやすいのがうれしいポイント。カジュアルな服装にも、きれいめな服装にも合わせやすく、幅広く愛用できること請け合いです。
正直、今の時代ならバックパックの選択肢は星の数ほどあるし、「アンヴォイ」もその1つにすぎません。なんなら14,300円（税込）という価格を見て「ほかにもっと安いものがあるかも」と思った方もいるかもしれません。
それでも、筆者が本作を「推せる！」と思ったのは、圧倒的な使い勝手のよさから。14個もある収納は、計算されたパズルのように、あらゆる荷物を最適な場所に収めてくれます。まるでドラえもんの四次元ポケットみたい……というのは言いすぎかもしれませんが、その整理整頓のしやすさは強い安心感を与えてくれます。そして、毎日使うものだからこそ、背負い心地のよさも大事！ 「アンヴォイ」は、その点でも期待を裏切らないと思いますよ。
収納スペースが充実しているのに、ルックスはこれみよがしでなく結構シンプル、というギャップもいいですね
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