日経新聞の10月30日の朝刊に、米連邦準備理事会(FRB)の元副議長アラン・ブラインダー氏の発言として、以下が紹介されていました。 「25年後には平均的なコンピュータープログラマーと大工のどちらが稼げるか? それは恐らく大工だ」米連邦準備理事会(FRB)の元副議長アラン・ブラインダーは言う。平凡なホワイトカラーの仕事は世界のどこかで代替されてしまうのだ。 以前に「今の仕事をこのまま続けていいか」でも書かせていただきましたが、インターネットが普及したフラット化した社会では、他の人や他の場所でもできる仕事は、より安い新興国の労働力やコンピュータによる機械化で代替されてしまいます。 アラン・ブラインダー氏の発言は、その国の現場でしかできない大工の仕事の方が、中国やインドで安く代替可能なプログラマーよりも、収入が高くなる可能性が高いことを述べています。 ダニエル・ピンク著”ハイコンセプト 「新しい