定義しにくいWeb 3.0(単なるデータ、リンク、Ajaxよりもセマンティック、意味およびコンテクストに関係があるようだ)に向かう途上で、中核的なインフラストラクチャはエッジから中心部へと移動し始めている。そこには、Amazon、Salesforce.com、Joyent、そして新しい「App Engine」を擁するGoogleといった企業が生息する。 これをWeb 2.5と呼ぼう。Web 2.5ではPaaS(platform-as-a-service)プロバイダーのおかげで、開発者はウェブアプリケーションをクラウド経由で作成し、ユーザーはそれらをいつでもどこでもウェブに接続した任意のデバイス上で消費することができる。つまり、これによってAmazonのJeff Bezos氏が「muck(泥仕事)」と呼ぶところの、サーバ、データベース、ストレージ、ネットワークの設定や保守といった無差別の重労
昔のファミコンソフトの中には、自分でマップを作れる機能が付いているものがあった。例えば、「レッキングクルー」とか「エキサイトバイク」とか。そこでは基本的にはオマケに過ぎないが、それを主要な機能にしてしまったコンストラクション系のソフトがある。「デザエモン」「落ちゲーやろうぜ」「カルネージハート」(これは少し違うかもしれない)など色々あるが、「RPGツクール」が有名だろう。 もし、それをネットで実現できたら面白そうだ。とりあえず「ソーシャルネットゲーム(SNG)」とでも名付けておこう。これはMMOGとは全く異なる発想*1だ。β版とかではなく最初から未完成の状態でリリースして、例えばRPGのマップが100人が作ったものをつなぎあわせたものになる。モンスターも一人一体作るみたいな。つまり、「プレイヤー=クリエイター」という構図になっている。そのため制作の負荷分散ができる、というよりそもそも、ゲー
Web2.0という言葉ほど、定義の不明なまま濫用されているバズワードも珍しい。いまだに「Web2.0って何だ?それを気にする必要はあるのか?」というコラムが書かれている。その特徴は、しいていえばユーザーによる情報生産とウェブベースのサービスという点だろう。このいずれも今に始まったものではないが、それが顕著な特徴としてみられるようになったのは最近である。その理由を少し経済学的に考え、概念を整理してみよう。 ネットワークの経済学というのは古くからある分野で、有名なのはBolton-Dewatripontだが、その基本的な考え方は単純だ。個人をプロセッサ、組織をネットワークと考え、情報処理コストと通信コストのどちらが相対的に高いかによってネットワークの構造が変わると考えるのである。簡単にいうと、情報処理コストが高いときには集中処理したほうがよく、通信コストが高いときには分散処理したほうがよい。
という論文を 夏のプログラミングシンポジウムに 投稿予定... ------------------------ 計算機やインターネットの爆発的普及にもかかわらず、 プログラミングを楽しむ人の数は全然増えていないようである。 初期のパソコンでは購入者の多くがBasicプログラミングを楽しんでいたものだが、 現在のパソコンにはプログラム開発環境は標準搭載されておらず、 環境の整備には多大な労力と資金が必要で、 プログラミングするのは計算機オタクだけという状況が続いていた。 しかし幸いなことに、以下のような理由により状況は好転しつつある。 手軽な開発環境が増えてきた 標準的なWebブラウザではJavascriptを利用できるし、 Basic並の手軽さで使える Processing のようなシステムも普及しつつある 扱える対称が増えてきた Phidgets や GAINER のようなシステムを利
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