文:Don Reisinger(Special to CNET News) 翻訳校正:佐藤卓、小林理子2009年08月25日 12時21分 Research In Motion(RIM)の「BlackBerry」に搭載されているブラウザは、Appleの「iPhone」に搭載されている「Safari」に対抗できる状況にはなく、モバイルブラウザ市場を勝ち抜こうとするRIMにとって見過ごせない問題となっている。しかし、ここに来てRIMは、企業買収によってこの問題に対処しようとしているようだ。 Torch Mobileが現地時間8月24日、RIMによって買収されることを発表した。Torch Mobileは、オープンソースのウェブブラウザエンジンである「WebKit」をベースとして、モバイルブラウザ「Iris」を開発している企業だ。買収金額は明らかにされていない。 「われわれ開発チームは、RIMとい
UPDATE Microsoftは米国時間7月24日、欧州向けの「Windows 7」ではユーザーが競合ブラウザを選択できるようにすると発表した。 Microsoftは基本的に、消費者が「Internet Explorer(IE)」と競合するブラウザを簡単にインストールできるようにする手段をWindowsに組み込むことを提案している。PCメーカーは、もし望むなら、競合ブラウザをインストールして出荷し、IEを使えないようにしておくこともできるだろう。ただし、これは現在でも可能なことではある。 Microsoftの法務担当者Brad Smith氏は、声明の中で次のように述べた。「われわれの新しい提案のうち、とりわけ重要なのは、デフォルトのブラウザとしてIEがプリインストールされたPCを購入する欧州の消費者が、『バロットスクリーン(ブラウザ選択画面)』を示され、希望するなら競合ブラウザをウェブか
文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:ラテックス・インターナショナル 2008-09-05 07:00 カリフォルニア州マウンテンビュー発--インターネットでは、サイトの数ミリ秒速い応答が、人を引きつける上で大きな差になる。Googleが、新しいウェブブラウザ「Google Chrome」はインターネットの履歴の脚注よりも投資に値するプロジェクトであると考えた理由はここにある。 Googleは米国時間9月2日の発表イベントで、Chromeは、最も幅広く使われているMicrosoftの「Internet Explorer」よりもずっと速くウェブページを表示すると述べた。Googleは、このパフォーマンスにより、今日のウェブベースのアプリケーションの速度、能力を抑制するボトルネックが開放されることを期待している。 つまり、Chromeは、長期的には、I
【ニューヨーク=池松洋】インターネット検索最大手米グーグルは1日、独自開発のサイト閲覧ソフト(ブラウザー)「グーグル・クロム」を、2日から100か国以上に無償配布すると発表した。市場シェア(占有率)の7割以上を占める米マイクロソフト(MS)を追撃する。 他社のブラウザーよりも表示速度を高めつつ、安定性を向上させたとしている。今後、技術仕様を無償で公開し、改良を重ねる方針だ。 グーグルは、これまで特定の基本ソフト(OS)やブラウザーに依存しない、検索や電子メールなどのネットサービスを提供して利用者を拡大してきた。 しかし、昨年には携帯電話用OSの開発を表明した。今回の「クロム」配布で、OSとブラウザーというネット接続に必要な主要2ソフトを自社提供して利用者を囲い込む姿勢を打ち出してきた。 ブラウザー市場は、2004年ごろは、MSがシェアの約9割を占めていたが、その後は、米モジラ財団や米アップ
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