日本でもコカ・コーラの自販機に並ぶドクターペッパーは、23種類のフレーバーを組み合わせたコーラ系のドリンクだ。シナモンやカルダモン系のさわやかさが際立つコカ・コーラに対し、チェリーやバニラを感じさせる甘くフルーティーな味わいを持つ。クセのある独特な味わいが、コアなファンを魅了してきた。発祥の地・アメリカでは、キューリグ・ドクター・ペッパー社が生産している。 成功の背景には、食事のお供ではなくスイーツと位置づけるマーケティング戦略や、ライバル陣営であるはずのザ・コカ・コーラ・カンパニーとペプシコの両方の流通網に乗せるしたたかな販売戦略など、独自の哲学が存在するようだ。 さらには、話題性も抜群だ。ドクターペッパーにピクルスを加えるなど、思い切ったアレンジがネット上で注目を集めている。 2000年代前半から右肩上がりの成長 米CNNは今年6月、米業界誌『ビバレッジ・ダイジェスト』の市場シェアデー
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:オランダの運河には小舟のお家がたくさん浮かんでいる > 個人サイト つるんとしている 強い気持ちで台所に立て その料理は、Chili Cheese Etouffe(チリ・チーズ・エトフェ)と名付けられている。チーズはわかる。チリもなんとなくわかる。エトフェは、ちょっとよくわかりませんね。 エトフェは、アメリカ南部料理=ケイジャン料理の代表メニューのひとつ。どろりと粘り気のある褐色のソースを、お米と一緒にいただきます このメニューはとあるレストランの看板商品でありながら、どういうわけか堂々とレシピが公開されている。公式のものかは不明だが、使う食材の指定や分量がやたらと細かいので、部外者が勝手な推量で書いたようなレシピではないのだろう。 26種類もの材料が
イントロダクション インドに実はカレーという料理はない、と聞いてにわかに信じられるだろうか。日本のインド料理店を訪れれば、必ずカレーがメニューにあるし、インド旅行先でカレーを食べたという人も多いだろう。 だが、本来インドにカレーと呼ばれる料理はないのだという。どういうことだろうか? カレーとは一体何なのか。 本書では、在インド日本大使館にも勤務した南アジア研究者がインド料理のステレオタイプを解き、その多様な世界を、インドの近代政治史を含むさまざまなエピソードを交えて紹介している。 インド料理は、周辺地域や欧州、中国などの影響を受けて進化し続けてきており、例えば、近頃、カレーやナーンの他に、新たなインド料理の“大スター”として注目される「ビリヤニ」は、ペルシア料理を起源として16世紀のムガル帝国時代に生まれたものだという。 著者は岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授。専門は日印関係
先日ヴィーガンインド料理レストランに行きました。 私はヴィーガンではありませんが、Googleの口コミがえらく高かったので「どんなもんじゃい」という気持ちで入店しました。 前菜?のジャガイモのスープが豚骨スープかと思うくらい旨みが強くて、メインのカレーのプレートもとても美味しく、楽しい時間を過ごせました。 ヴィーガンインド料理はどういう考え方で構成してあるのでしょうか。 やはりトマトの旨味が土台となっているんでしょうか。 僕がインド料理から学んだものは「スパイスのチカラ」もさることながら、それ以上に、「野菜の旨さ」でした。 僕は日本人ですし、和食も一通り学んできましたから、おいしい料理にはダシが不可欠、という概念は人一倍強く、また明確だったと思います。この場合の「ダシ」は、当然、鰹ダシを中心とした動物性のダシということになります。昆布ダシってのもありますが、それはあくまで鰹などの動物性と組
こんにちは、高円寺メタルめしのヤスナリオです。 夏にご紹介した、クミンを入れたアレンジ冷や汁のレシピ。 www.hotpepper.jp この時のみそとクミンの風味が相性抜群で気に入ったので、お店のまかないの定番、炒めるだけのスピードドライカレーにもプラスしてみました。ということで、今回紹介するのは「みそクミンドライカレー」です。 市販のカレー粉にクミンパウダーを加えて、さらにエスニックなドライカレーに仕上がりますよ。 ヤスナリオの「みそクミンドライカレー」 【材料】1人分 じゃがいも 中1個(130g程度) 玉ねぎ 1/4個 ツナ缶(オイル漬け) 1缶 卵 1個(トッピングの目玉焼き用) みそ 大さじ1 カレー粉 小さじ1 トマトケチャップ 小さじ1 クミンパウダー 適量(今回は5~6振り程度) サラダ油 小さじ1+少量(目玉焼き用) 温かいご飯 1人分 粗びき黒こしょう、乾燥パセリ 適
この画像を大きなサイズで見る オーストリアでは、世界で初めて、3Dプリントで作られた代替サーモンが一般向けに発売されたそうだ。 代替食品スタートアップ企業「Revo Foods」社が開発した3Dプリント・フィッシュ「THE FILET – Inspired by Salmon」は、この9月から、オーストリアのスーパーマーケットの棚に並んでいる。 その主成分は、真菌類の一種である糸状菌から作られる代替タンパク質、「マイコプロテイン」で、を動物性成分はいっさい含まれていない。 それでいて本物のサーモンの美味しさと食感が再現されており、一般的な栄養評価でも最高クラスの評価を取得しているそうだ。 糸状菌由来の代替タンパク質を3Dプリントして作るサーモン 多くの魚が乱獲により、絶滅が危惧されているというRevo Foods社によると、世界の魚資源の最大60%が乱獲されているそうだ。 こうした乱獲は、
私たちが日常的に口にしているトマト。中には「生のトマトは苦手だけれどケチャップなら大丈夫」だという人もいるかもしれない。非常に身近なトマトだが、その背後には恐ろしいほどの闇が見え隠れしている。 『トマト缶の黒い真実』(ジャン=バティスト・マレ著、田中裕子訳、太田出版刊)が取り上げているのはタイトル通りトマト、とりわけ、ケチャップやトマトペースト、カットトマト缶に使われる加工用トマトである。 加工用トマトは、私たちがよく知る生食用トマトの形ではなく、瓜のように細長い。加工しやすいよう改良された品種で、果肉が詰まっており水気も少ない。しかし大抵のトマト缶に描かれているのは大きく丸く、みずみずしいトマトのイラストだ。これは、著者であるジャン=バディスト・マレによれば「人々がトマトに抱くイメージをうまく利用している」ようだ。 「三倍濃縮」のトマトを輸入、「二倍濃縮」に再加工…… 舌鋒鋭い著者の、標
こんにちは! 元イタリアン料理人、現役専業主夫料理人パパイズムです。 長年イタリア料理に携わってきた経験を活かして、身近な材料で、家で作れる美味しいパスタレシピを日々研究している私。 今回は買い置きのサバ水煮缶を使ったトマトクリーム風ソースのパスタです。 トマトクリームと魚介は相性がいい! その組み合わせを、できるだけ手間も予算もかけずに味わっていただけるよう、牛乳と小麦粉でトマトクリーム風ソースを作ります。生クリームは使いません。缶詰を開けてフライパンで炒め煮するだけ、包丁はほぼ使わないお手軽レシピですよ。 パパイズムの「サバ缶としめじのトマトクリーム風パスタ」 【材料】(1人分) スパゲッティ(1.6~1.7mmがおすすめ) 100g 水 1.3L 塩 13g(茹で用)+適量 サバ水煮缶 1缶 しめじ 1/3パック(30g程度) にんにく 1片 オリーブオイル 大さじ1と1/2 牛乳
スイーツが好きだ。 そしてお酒も好きだ、いや嫌い…でも好きだ。 お酒に対する感情は、スイーツに対するものとは少し違って少し同じ。なんだこの感覚…。 私の人生における失敗の5割くらいはお酒のせいだと思う。酔っ払って人にダル絡みしたり暴力や暴言で傷付けたり…ということは無いはずだけれど、普通に気持ち悪くなって死ぬ。 それなりの量を飲むと眠たくなって、やりたいことがあっても出来なくなっちゃうし…お金はアホみたいにかかるし。 なんで飲んでるんだろ。 いくつかの理由は自分の中で明白だ。 ひとつは自分のブランド価値を上げたいがため。ブランドバッグを持って高い車を走らせるのと似た気持ちかもしれない。自分はこんなに高くて有名なお酒を飲んだのだから、きっと私自身の価値も高いはずだってね。くだらない…そんなことで人の価値は決まらないなんて、よく分かっているのにさ。分かっていても、そんなことに縋らないと、前を向
私も普段↑のようなベーコンをよく買っているので、言われてみれば違うかも…?というくらいでしたが、まとめやコメント欄を見るに欧米式ベーコン(仮)と日本式ベーコン(仮)は「プリンとプッチンプリン」くらい違うらしい。 <コメントで語られていた欧米/日本ベーコンの主な違い> ・カリカリに焼ける/焼けない ・脂身がある/ない ・燻製している/燻製液を使っている ・塩気や肉の味がある/ない ・砂糖や水飴が入っていない/入っている ・焼かないと食べられない(非加熱食品)/生で食べられるか (厚さは関係ないらしい) つまり、燻製されていて脂身と塩気があって甘みがない非加熱ベーコンだと本場に近い味わいになるということ? じゃあ、その本場っぽいガチベーコンは日本だとどこで買えるのか?調べてみました。 Twintter @Ebisu_mom @conbiniboys I've been forever sear
縄文時代に作られた土偶は、女性や妊婦をかたどったものだ、というのが多くの人の認識だろう。「そうではない」という驚きの新説を提唱したのが、人類学者の竹倉史人氏だ。前編では、「土偶は植物の精霊をかたどったものである」という結論に至った過程を紹介した。後編ではいよいよ具体的な土偶の解読に取りかかる。(JBpress) 前編 日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65038 ※土偶(どぐう)とは:縄文時代に作られた素焼きの人形。1万年以上前から制作が始まり、2000年前に姿を消した。現在までに2万点近い土偶が発見されている。なお、埴輪(はにわ)は、古墳にならべるための土製の焼き物。4世紀から7世紀ごろに作られたもので、土偶とは時代が異なる。 (※)本稿は2021年4月に発行された『土偶を読む 130年間解かれな
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