2025-03-17

御上先生エピソード9

毎週生徒に注目したエピソードが入る構成

エピソード9では障害を持つ弟との向き合い方に悩む冨永さんの話しが少し入ってた。

自分境遇と似てるなぁと思いつつあと何十年かすると親が高齢になったり他界していなくなり、障害者の弟の後見人になるんだよなと俯瞰して思ったりね。

私が小学二年生とき弟がうまれた。先天性の障害があり、家庭が弟中心になった。

家族障害児のケアをしなければ…みたいな事になり自立が早かった気がする。

両親2人で世話ができるようになってからは家を出てやっと平穏になった。

けど、母が末期癌で倒れたときは、迷わず弟が生涯暮らせる施設をなりふり構わず周りを頼って探し回って入居させた。

父が倒れた時も行政いくら頼っても私1人では介護出来ないし、介護離職だけは避けたかったので実家不動産を売却して介護施設の入居費を作った。

思い出は無くなったけどこの判断は今でもただしかったと思う。

父が他界したあと、施設で寂しかたかもなと多少は思ったけど良い施設で贅沢出来たのではないかと思う。

介護のものはしなかったけど、よく通ったし元気だった時は外食や買い物へも連れ出すなど、かなり時間を割いた。いつ急変するかわからないと思うと旅行にも行かなくなった。

実家を売却した資金だけでは心許なかったのでわたし自身もたくさん拠出した。

そんな生活が6年続いて、数年前に父も他界して自分役割は終わった。

でも弟の成年後見人をしている。時々施設同意書の書類を送ったり、年に一度は家庭裁判所資産報告書を提出している。

が、最後に顔を見たのはコロナの前だから6年以上まえ。

会ったとしても「久しぶり」とか「元気?」などいう会話ももしかしたら感情もないので必要とも思えない。

御上先生がいってた「弟さんが応えてくれるとは限らない」はほんとにそう。

成年後見人として、戸籍上の姉としてするべきことはするけど、姉と弟という関係は築けなかったせいか「家族」とか「弟」に向ける愛情ほとんどない気がする。

わたし家族である両親」と「弟の家族」と分かれていて隣の家庭の人というイメージなのだ

両親がわたし愛情を注がなくなったとかはなく、何不自由なく育ててもらったし感謝しているし今も他界した両親を愛している。

富永さんにも自分人生を強く生きて欲しい、などと思ったのでした。

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