2025-02-17

性的目的でStable Diffusionを使っている

導入したのは今年に入ってからだ。仕事で使えないかと思って、まずは触ってみて勘所を覚えようというところから始めた。

ただしStable Diffusionの画像生成はエロと切っても切り離せない。調べればエロに当たるのだ。やむなくそっちに行ってしまう。

それで、今となっては使える時間の9割をエロ画像生成に費やしている。

Stable Diffusionを性的に消費してみて、しかしこれがなかなか良い社会をもたらす存在になるのではと考える。

すなわち①ユーザー創造性の促進と、②マイナージャンルの救済だ。

ユーザー創造性の促進

これは絵を描けない人でも自分の思い通りの絵を作れるようになることだ。

俺は増田の前はとしあきだったのだが、あそこで時々立つ「立ち絵スレ」が好きだった。

エロゲーのキャラクター画像と背景画像を組み合わせるという、あまり労力を介さな編集で生成される画像なのだが、正直これがなかなか悪くないのだ。

要するに、性的対象となるキャラクター、格好、場所視覚情報が揃えば、あとは想像によって性的な興奮を得ることができる。

このキャラクター画像と背景画像の組み合わせを学んでから、私は一人で行う性生活が充実しだした。

まわりくどくなってしまったが、私はこの概念の延長線上に、画像生成AIがあると捉えている。

ようするに画像生成AIを使い、自らが考える理想シチュエーション画像にするのだ。

ここまでだと創造的ではないと思うかもしれない。しかし、この画像生成のステップとして妄想言語化が行われる。ここが重要だ。

ただ与えられるだけだった性的コンテンツを消費するのではなく、万人が自ら考え、具現化する。

Web2.0と同質の、しかもっと次元の高い革命だと思う。

これまで絵が描けなかった、文章を書けなかった層が創造する社会だ。

あんなこといいな、できたらいいな」の実現だ。ドラえもん足音は着実に近づいている。

マイナージャンルの救済

既存性的コンテンツ課題として、ニッチもの供給が少ないことが挙げられる。

インターネットによってマイナー愛好家同士がつながる機会も増えたが、人気ジャンル作品ととらえても良し)の供給比較すると物足りないと感じる諸兄は少なくないだろう。

私もこの点で本当に救われた。

20年近く供給のなかった作品エロコンテンツが、自らの手で、しかも入念にプロンプトを調整すれば高品質ものを手に入れられるようになった。

興奮より感慨深さが先にくる。

なお個人的には二次元しか再現できなかったシチュエーションが、実写系の画像現在は短い映像も)で見られるのにも感心している。

私の守備範囲外だが、触手メカ人外などがそうだ。

また現実にはありうるジャンルも、AIを使えば他者を傷つけずに性的コンテンツを得ることができる。

一昔前なら同性愛者、現在なら未成年だ。(なお私はいずれの性癖も有していない)

未成年ポルノ海外では非実在でも保有していたら罰される例もあるが、否が応でもその性癖を持ってしまった人は抑圧される以外に選択はないのか、という点の課題解決につながってくれないかと願っている。

なお未成年関連は、過去武勇伝的にその性癖さらけ出す人がおり、そういったコンテンツが両手を振って溢れていた時代反動があるとも思っている。

それから人にはそれぞれnot for meなコンテンツがあることも知っている。

架空コンテンツでも商用として流通するのがNGであっても、個人でこっそり楽しむ権利AI提示してくれれば、それは私が思う良い社会だ。

その他

権利関係は、黒に近いグレーという印象だ。露骨特定アーティスト画像から学習したデータが平気で流通している。

あえて同列に語るが、WinMXYouTubeが出回ったころと雰囲気が似ている、と感じている。

このふたつをあえて並べたのは、画像生成AIの動向は今後どうなるかわからない、と言うためだ。

まり潔癖やリスク回避で触らないのは機会損失だと思う。一方でルールが定まってないからと好き勝手すると身を滅ぼす未来もある。

制作したイラストは、原則個人で利用するに留めるのが望ましいとは思う。

ただ、他人AIで生成したイラストは多分に自分創造性を刺激するから個人の消費に留めるのもまたもったいないとも思う。

性癖他者創造した作品を見て身につけるものから、自らをアップデートするうえでぜひ見せてもらいたい。

理想主義かもしれないが、そうやってAIリテラシーを高め合う社会であってほしい。

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