積水ハウス、京都に子ども向け体験施設 8月5日開業
積水ハウスは27日、京都府木津川市に子ども向けの体験施設「JUNOPARK(ジュノパーク)」を8月5日に開業すると発表した。地上4階建てで延べ床面積は約7500平方メートルの大型施設となる。小学校高学年を主な対象として、暮らしにかかわる感性をはぐくむ体験型の展示などを用意する。カフェやレストランも開設する予定だ。
ジュノパークという名称は「住(じゅう)の体験型パーク」を表現した。1990年に開設した住宅の総合体験施設「納得工房」を改装する。従来は家づくりを検討する家族が積水ハウスの住宅の性能や構造、設備などを学べる施設だった。改装によって子どもが中心となって楽しめるエンターテインメント施設を目指す。
「自己を表現する感性」や「論理的に考える感性」など、暮らしの中で幸せを感じる心として6つの感性を設定。これらの感性ごとに別々の体験プログラムや展示を用意し、子どもが遊びながら学べる施設にするとしている。営業時間や入場料、予約方法などは未定。
積水ハウスは感性に着目した家づくりに注力してきた。23年6月には顧客の感性にあわせて住宅の内外装を「暖」や「静」など6つのタイプに分類した「ライフニットデザイン」の提案を開始した。