2月の車名別販売、首位はN-BOX サクラなどEV伸び悩み
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が6日発表した2月の車名別の国内新車販売で、ホンダの「N-BOX」が2カ月連続で首位となった。2位はスズキの「スペーシア」で前月から1つ順位を上げた。乗用車の新車販売に占める電気自動車(EV)の割合は1.2%と2024年4月以来の低水準だった。
乗用車のEVの販売台数は前年同月比20%減の4390台で16カ月連続で前年実績を下回った。日産自動車の軽のEV「サクラ」は33%減の1760台、トヨタのEV「bZ4X」は81%減の23台だった。国内メーカーの新型車が乏しく、不振が続いている。
車名別で首位だったN-BOXの販売台数は14%増の1万8823台だった。2023年10月に全面改良して発売し、広い車内空間や高い燃費性能が評価されている。スペーシアは4%増の1万5715台。3位はトヨタ自動車の「ヤリス」で22%増の1万5245台だった。