発達凸凹と向き合う
【学習障害 我が家の場合】算数障害 遠隔でも大丈夫 オンラインで検査を受け、学習会や講演に参加
2025.03.12
北海道在住の女性は、学習障害や算数障害についての情報を得るために、メールアドレスを取得しました。そのことが、状況を変えていきます。オンラインで人とつながり、検査を受け、情報を得る。そして自らの経験を発表するように。自身も学習障害の息子を持つ、ライターの黒坂真由子さんによるインタビュー(下)です。(監修/熊谷恵子・筑波大名誉教授、上はこちら、中はこちら)
遠隔でも大丈夫。オンラインで受けた検査も
――どのような検査を受けて、算数障害とわかったのでしょうか?
小学校中学年の時に、学校で特別支援を熱心に学んでいた先生に、WAVES(ウェーブス)を実施してもらいました。そこで視知覚認知の弱さが明らかになりました。その後1年間、学校でビジョントレーニングを受け、立体視ができるようになりました。小学校3年生頃です。
小学校5年生の時に、北海道大学病院で、KABC-Ⅱ(ケーエービーシー・ツー)、WISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)を受けました。KABC-Ⅱには「算数尺度」の項目があり、そこが明らかにマイナスだったんです。娘に起きている現象と、その検査結果が、私の中で一致しました。ああ、これでは算数は厳しいなと。
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