カーショー「8歳の息子にも言うんだ『ほら、とにかく山本由伸を見るだけでいい。投手があるべき球の投げ方だ』ってね」由伸を絶賛
2025年3月19日 00時03分
◇18日 MLB開幕戦 カブス1―4ドジャース(東京ドーム)
ドジャースの山本由伸投手(26)は先発で5イニングを3安打1失点と好投し、勝利投手となった。72球で4奪三振、1四球。大谷翔平選手(30)は「1番・DH」でフル出場し、5打数2安打、2得点でチームの逆転勝利に貢献した。
カブスの先発左腕・今永昇太(31)は4イニングを無安打無失点、2奪三振4四球も、勝敗はつかず。鈴木誠也選手(30)は4打数無安打、1三振だった。
ドジャースのレジェンド左腕、通算212勝のクレイトン・カーショー投手(36)は、試合を米国に中継したドジャース地元局スポーツネットLAの放送ブースを試合中に訪問。来日してからはキャッチボールや遠投の相手を務めている山本を激賞した。
「あれほど効果的にエネルギーを伝えられる美しい投げ方ができる投手は他にいない。だから、キャッチボールをしていても楽しい。うちの8歳の息子のチャーリーにも言うんだ。『ほら、とにかくヤマ(山本由伸)をじっくり見るだけでいい。あれこそ、投手があるべき球の投げ方だ』ってね」
この日の出来については「かなりいいね。直球が走っている。それと、右打者の内角に97マイル(約156キロ)くらいのツーシームを使っている。彼があんな球を持っているとは知らなかったんだが、投手コーチ陣に聞いたら、右打者の内に食い込むツーシームを使っているって教えてくれた。他の球種が頭にある打者にとって、あれはやっかいだよな」と感心した。
また、人柄についても「すごくいいヤツだよ。みんなと笑い合って、ヤマ本人も冗談を飛ばすのが大好きだし、みんなが一緒にいて楽しいヤツなんだ。しかも、去年よりずっとリラックスしているよね」と、太鼓判を押した。
おすすめ情報