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ドジャース、ホワイトハウス訪問も懸念される「火種」…トランプ大統領、過去にロバーツ監督の采配批判、ベッツは2019年同行拒否

2025年3月26日 09時20分

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ロバーツ監督

ロバーツ監督

 ドジャースは25日、米国のトランプ大統領から昨年ワールドシリーズを制した優勝チームとして、4月7日に首都ワシントンDCにあるホワイトハウス(大統領官邸)への招待を受けたと発表した。チームは同日から敵地でワシントン・ナショナルズとの3連戦を予定している。ロバーツ監督はエンゼルスとのオープン戦最終戦前に取材に応じ、「ホワイトハウスに招待されるのは名誉なこと。昨年の優勝を祝うことができる」と語った。
 ただ、心配事もある。トランプ大統領は2018年の第1次政権時、ドジャースとレッドソックスのワールドシリーズ第4戦で、ロバーツ監督が好投のリッチ・ヒルを交代させたことを「大きな過ちだ」と批判。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によれば、監督は「無責任なツイートに反応しない」としたが、優勝してもホワイトハウスには行かないことをほのめかしていたという。ただ、この日は「大統領という地位をリスペクトしているし、楽しみにしている」と大人の対応を見せた。
 一方で主砲ムーキー・ベッツは2019年のレッドソックスのホワイトハウス訪問時、チームに同行しなかった。「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者によれば、「今回は検討中で家族と話しあう」という。
 例年、ワールドシリーズ制覇したチームがホワイトハウスに訪問するのが恒例となっている。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希ら日本の3選手は参加すると見られ、トランプ大統領と面会することになる。

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