毎月の家賃をクレジットカード支払いにできる「RentEase」っていったいどんなサービス?

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家賃の場合、管理会社や家主がカード会社に決算手数料を支払うことになるため、これまでなかなかクレカ払いが普及しなかった。写真はRentEaseアプリ(画像:RentEase)
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政府が進めるキャッシュレス決済。2023年のキャッシュレス決済比率が39.3%となり(経済産業省調べ)、現金のみでの支払い店舗が随分少なくなってきた。そんな中、キャッシュレス化が進まないのが家賃だ。

最近ではクレカ決済が可能な賃貸物件も増えてきたものの、利用するにはあらかじめそういった物件に入居する必要がある。また、賃貸会社が発行するクレカでしか支払えないなど、制限があるケースも多い。

そんな昔ながらのスタイルの不動産業界に対して、家賃をクレカ払いにできる国内初のアプリ「RentEase(レンティーズ)」が登場した。いったいどのようなサービスなのか。その内容とメリットについて、運営会社のPropTech Japanの取締役である伊藤幹人氏に聞いた。

「RentEase」ってどんなサービス?

「日本では家賃の支払いは振り込みか口座引き落としが主流です。一方、世界ではクレカ払いできるアプリなどが利用されてきています。私たちの企業理念は“すべての人々にスマートで快適な暮らしを届ける”です。家賃をクレカ払いにできたら、もっと便利な世の中になるのではないかと、このサービスをリリースしました」と伊藤氏。

RentEaseは登録料や月会費などは無料のアプリで、個人から法人まで幅広く対応。現在、契約中のマンションやオフィス、店舗、倉庫など、賃料が500万円までの物件に対して利用することができる。必要なのは賃料の5%(別途消費税)のサービス利用料で、クレカ決済時に家賃と合算して引き落とされる仕組みだ。

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