インフラチームでAWSの運用保守をしているねぎです。こんにちは。
1月30日(木)開催の『2025クラウドガバナンスはこう変わる!マルチアカウント運用のre:Invent最新情報と活用例』にて登壇をしました。
はじめに
本イベントや、発表のきっかけについては、先日のブログで公開をしておりますので、そちらも一読いただければと思います。
登壇前練習
弊社の発表枠は30分をいただいており、私含めて登壇する3人で自社の会議室に籠って、2時間30分ほど練習を行いました。
- はじめに30分ほど各々イメージトレーニング
- 発表練習+振り返り/休憩を3セット
上記の流れで練習を進めて、1回目の発表練習では30分枠のところを20分程度で終わってしまい、みんなだいぶ早口で時間に収めようという気持ちが強かったことを確認しました。
2回目の発表練習では、1回目を振り返って各自少しゆっくり話をしました。25分でした。。。まだ早いw
だいぶ余裕があることが確認できたので、各々もう少し特に発表したいポイントを肉付けした話そうという振り返りを行いました。
そして3回目の発表練習、28分!!
本番は緊張で早口になりがちなので、3回目の発表練習イメージを各自意識しながら登壇に臨もう!と練習を終えたのでした。
イベント直前
イベント開始の30分前、18時30分に会場到着しました。
早々に用意した資料が投影できるか、などの事前チェックを終え、発表台の真ん前の席を取らせていただきましたw
イベント開始までAWSさんが用意してくれたお菓子で糖分補給をしながら、ドキドキが増していきます。
イベント開始時間が間際には、会場となっていたStartup Loftの会場スペースが奥の方まで参加者でいっぱいに埋まっていた状況でした。(緊張度MAX)
イベント詳細
当日の各イベントですが、各セッション弥生の取り組みに活かせそうな内容が多く参考になりました。
「ビジネス成長を阻害しないために新しく AWS アカウントを作成した人がやるべきこと」
AWS様スピーカーセッションで、タイトルの通りアカウントを作成した後にやっておく基本ポイントを網羅的に聞けるセッションとなっていました。
「ルートユーザーアカウントの常用は絶対止めましょう」というコメントを何度もお話されてたのがとても印象的でした。
「re:Invent 2024 から見る AWS マルチアカウントガバナンスのこれまでとこれから」
AWS様スピーカーセッションで、マルチアカウントを実現する上で便利なAWSサービスである「ControlTower」に関する紹介がありました。
re:Invent 2024の新機能の紹介もあり、RCPや宣言型ポリシーによるガバナンス強化や使い分けで実現できることをわかりやすく学べました。
「少数精鋭で200+アカウントを支える!弥生の「CSGO活動(Cost、Security、Governance、Other)」とは」
弊社スピーカーセッションになります。資料は以下で公開をしております。
時間を計ることを失念してしまったのですが、19時40分くらいから発表をはじめて、20時10分ごろに終わったので練習の成果が発揮出来た、はずです(汗)
「AWS Organizations で実現する、マルチ AWS アカウントのルートユーザー管理からの脱却」
STORES株式会社様スピーカーセッションで、一番最初のAWS様スピーカーセッションで何度も強調されていたルートユーザーアカウントをマルチアカウントから削除するまでに行ったことを具体的に紹介されていました。
弥生でのやろうとしていた内容だったので、とても参考になりました。
「スタートアップとセキュリティ対策」
SecureNavi株式会社様スピーカーセッションで、ISMS認証、Pマークなどを取得する際に取り組むポイントなどを紹介されていました。
AWSのマーケットプレイスでも提供されているということで、気になりました。
「持続可能なクラウドガバナンス運用: スモールステップと生成AIで始める運用効率化」
AWS様スピーカーセッションで、弥生がこれからやろうとしていることが一部盛り込まれている内容でした。
そのため非常に参考になり、生成AIでよりセキュリティやガバナンス強化が目指せると感じました。
イベント後
イベントが21時10分ごろに終了し、21時30分の会場退出時間まではQ&Aタイムということで、弥生の発表内容について各参加者の興味を持っていただいた方からご質問をいただきました。
ありがたいことに非常に好評をいただきまして、会場退出時間ギリギリまで色々な参加者の方とQ&Aを通じて、困っていること悩んでいることなどお聞きすることも出来ました。
AWSをシングルアカウント構成で活用している方、すでにマルチアカウントで運用されている方にも興味を持ってもらえた発表に出来たのかと思います。
登壇した感想
ねぎ
登壇する前までは、ただ弥生が取り組んで来た内容がメインで、この内容でイベントに参加された方に興味を持ってもらえるか不安がありました、 いざ終わってみると反響がすごく大きく、同じような悩み・取り組みをやっていきたいというお声を多く聞くことが出来ました。 今までやってきた方向性が正しかった、他の方にも響くような内容だった、という点が非常に嬉しかったです。 また登壇する機会をもらえるようによりAWSをフル活用して、より安全で快適な環境を作り上げていきたいと思います。
五十嵐
自分たちがやってきたことに対して、参加者からポジティブなリアクションいただけたので非常に励みになりました。 また、AWSさんのセッションや弥生以外の事例紹介では、弥生が今後取り組んでいく施策に活かせる内容が盛りだくさんで非常に有意義な時間となりました。 また登壇できるよう精進していきます!
今泉
今回の登壇はre:Invent 2024に参加した際に現地でお話をいただき、参加させていただく運びとなりました。 私個人ではこのような登壇は初めてで緊張しましたが、CSGO活動について皆様にお伝えできてできてよかったです。 登壇後には、参加者の皆様からマルチアカウント環境やSIEMについての質問をいただき、意見交換ができました。非常に有意義な時間を過ごせたことに感謝しています。 また、このような機会があれば、ぜひ積極的に参加したいです!
今後
今後の展望として
「プラットフォームエンジニアリング」
「生成AIの活用」
「SIEM」
といった3点をチャレンジしながら、4つの軸としている
「コスト最適化」
「セキュリティ強化」
「ガバナンス強化」
「未来を実現するためのインフラ基盤整備」
のさらなるレベルアップを、引き続き少数精鋭で実現していきたいと思います。
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弥生のエンジニアに関するnote記事もご覧ください。
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