「夢のよう」ランウェー歩いた白石まゆみ 感激のあとに語った決意

小松隆次郎
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 ファッションモデルとして、ステージ上の「花道」(ランウェー)を歩き始めると、「まゆみん」と書かれたうちわが視界に入った。

 「先輩たちのファンの方ばかりかと思っていましたが、自分もちゃんとここに出ていいんだという自信につながってうれしかったです」

 SWEET STEADYの白石まゆみさん(24)は、アイドルのライブとファッションショーを融合したイベント「CREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2025 Supported by TGC」(2日、東京都内)に出演した後、そう言って笑顔を見せた。

 別のアイドルグループや舞台俳優として活動した経験があるが、2024年に、SWEET STEADYの結成メンバーとして再デビューした。

 FRUITS ZIPPERを生んだプロジェクト「KAWAII LAB.」の一角として、それまで経験できなかった大きなステージでパフォーマンスを披露してきた。

 何日かけても覚えられなかった新曲の振り付けを、最近では動画を見ただけですぐにマスターできるようになるなど、成長を実感している。

 ただ、完璧主義の一面があり「自信を持つことが苦手」。ランウェーのウォーキングレッスンを積んで臨んだこの日のイベントでは、「自信がありますという気持ち」を持ってステージに立った。

 「アイドルとして、大きな会場のランウェーを歩けるなんて夢のよう。でも、こういうステージに立てるのは先輩のおかげでもあるので、その勢いに乗ってグループの知名度をもっと上げていきたいです」

 デビューデジタルシングル「始まりの合図」を24年3月にリリース。今年4月には、東京、名古屋、大阪を回るライブツアー「SWEET BLOOM」を開催する。

 「『私たちの未来はここで決まる』という覚悟を持って臨みます」。そう意気込んだ。

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この記事を書いた人
小松隆次郎
東京社会部次長|司法キャップ
専門・関心分野
司法、アイドル