「スクショ撮るだけ」 SNSの副業広告に注意

有料記事

井上道夫
[PR]

 SNSを介した「タスク(作業)副業」でトラブルが増えているとして、消費者庁が注意を呼びかけている。副業への「参加費用」を送金した後、業者と連絡がつかなくなったといった相談が全国で1615件あった。送金してしまった人の合計額は10億円を超えるという。

 消費者庁によると、動画投稿サイト「ティックトック」などに表示される副業の広告サイトにアクセスすると、動画を見て、そのスクリーンショットを撮って送れば「1回100~800円、1日5千~2万円までを見込むことができる」などと説明され、最初は数百円程度が支払われる。次に、数千~数万円の「参加費用」を支払うことが必要な「高収入タスク副業」を紹介される。誘いに乗って「参加費用」を入金し、業者が指示する作業をすると、「作業ミス」などを理由に追加の費用を請求されるという。

 業者は応募してきた人とのや…

この記事は有料記事です。残り240文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
井上道夫
くらし報道部|消費者庁担当
専門・関心分野
住宅問題