トヨタが稼働を再開へ ダイハツ・スズキは停止継続 取引先事故で

有料記事

稲垣千駿
[PR]

 トヨタ自動車は12日、仕入れ先の爆発事故の影響で止めていた完成車工場について、部品調達のめどが立ったとして13日夕方から稼働を再開すると明らかにした。同じく生産を止めているダイハツ工業とスズキは稼働停止を継続するという。

 再開するのは、10日から止めていた高岡工場(愛知県豊田市)の1ラインと、豊田自動織機長草工場(同県大府市)の2ライン。「RAV4」と「ハリアー」を生産していた。

 一方、ダイハツは滋賀第2工場(滋賀県竜王町)と、トヨタ車の生産を受託する京都工場(京都府大山崎町)の稼働を15日まで止める。スズキは湖西第2工場(静岡県湖西市)の1ラインを13日まで止める。いずれも10日から稼働を停止しており、再開は今後の状況をみて決める。

 事故は6日朝、トヨタの系列…

この記事は有料記事です。残り178文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
稲垣千駿
経済部|トヨタ自動車担当
専門・関心分野
自動車・証券業界、企業統治、金融政策