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明治安田生命とイオンが業務提携へ 生命保険子会社株の過半引き受け

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柴田秀並
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 生命保険大手の明治安田生命保険が、流通大手のイオンと業務提携を結ぶ方針であることが分かった。イオングループの生命保険子会社の株式の過半を明治安田が引き受け、子会社化する。明治安田による国内生保の買収は初めて。提携で顧客の健康増進に向けた取り組みを共同で手がけるほか、住宅ローンなどの契約者が入る団体信用生命保険(団信)分野を強化する。

 近く両社が公表する。明治安田は現在保有するイオン株を1%まで引き上げることで調整している。イオンのほかに、同社傘下の金融持ち株会社のイオンフィナンシャルサービス(FS)とも提携する。

 その上で明治安田は、イオンFSの完全子会社イオン・アリアンツ生命保険の株式85.1%を引き受ける。同社は、2008年にアリアンツ生命保険として保険事業を始めた。20年3月にイオンFSが株式の過半数を取得し、同年5月にイオン・アリアンツ生命に改称。その後、完全子会社化した。

 同社は住宅ローン契約者らの…

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この記事を書いた人
柴田秀並
経済部|金融担当
専門・関心分野
金融、保険、資産運用