黄色いじゅうたん、甘いにおい広がる 四万十川河川敷に菜の花畑
エリアリポーター・笠原雅俊
高知県四万十市の中村幼稚園(岡俊二園長)の園児33人が6日、四万十川河川敷に広がる菜の花畑で散策を楽しんだ。
ヤナギ林の中に約1千万本の菜の花が咲いている。園児たちは手をつないで「黄色いじゅうたん」を歩き、春を満喫した。野村想七(そな)ちゃん(4)は「菜の花は甘い匂いがする」と笑顔だった。
週末には地元の入田地区の住民たちが出店を出し、訪れる人たちをもてなした。今年は寒波の影響で開花が例年より2週間ほど遅れた。区長の正木卓夫さん(76)は「寒さが厳しかったことに加え、川の増水が少なかったために上流から運ばれる栄養分が不足し、菜の花は元気がないようです」と話していた。
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