「AIの活用という点では、間違いなく先頭を走っている」。
社長就任以来、在任10年で売上高は約6倍──。アクセンチュアの江川昌史社長兼CEOは、同社を国内のコンサルティング業界の盟主にのし上げた。急成長を可能にした要因と、これからの一手について聞いた。
──コンサル1強といわれるまでのトップの地位を築き上げた背景に、「構造的に勝てる仕組み」を築いたことがあるそうですが。
2015年に社長に就任してからまず会社のカルチャーを変えた。それまでのアクセンチュアは「24時間戦えますか?」というような、非常に男性的でモノ(単一の)カルチャーの組織だった。
だがこの働き方は持続的ではないと考え、柔軟な就業規則を定めるなど、働き方の多様性を推進した。今後デジタル時代で戦っていくとき、組織風土や文化の改革は真っ先に必要なことだった。
レガシービジネスからの転換を支援
事業面で着手したのは、レガシービジネスからの転換だ。
この記事は有料会員限定です。
(残り 2071文字 です)
【4/30(水)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら