動物とは、太陽系第三惑星『地球』にのみ存在が確認されている生命の一種。
また、ニコラーの間では『ニコニコ動画』のカテゴリのひとつとしても認識されている。
動物
動物とは、本来「動く物」を意味する熟語ではあるが、現在の日本で「動物」と言った場合は「生物のうち、植物で無い方」または「動物のうち、人間以外の動物(ケモノ)」を指す。なので「無機物で動く物」は動物とは言わない。
また、生物が単純に動物と植物の2つに分類できるものではないということが判明しているため、生物学的には「後生動物」(多細胞動物のことだと考えて問題ない)だけを指すことが多い。「動物の一覧」記事にあるのもこの動物のみである。この場合はゾウリムシ、アメーバなどの「原生動物」は外される。
人間が動物を飼育する場合、愛玩目的では「ペット」、生活に役立てることが目的の場合は「家畜」「家禽」「養殖魚」等と呼ばれる。
陸・海・空、温帯・寒帯から砂漠まで動物はほぼ世界的に分布し、非常に多くのサイズ・特性・生態・生息地があるため説明は容易ではない。[1]海や山林といった自然界に限らず、ビルの立ち並ぶ大都会の家屋・路地裏や下水道などにも息づいている。
動物を見る
特に代表的なものは動物園・水族館等で多く見られ、イベントなどで移動動物園として開催している場合もある。施設によって取扱動物には差があったり、ひとつのカテゴリに特化した施設もある。
極端に言えば住宅街にもペットを含め動物はいるし、田舎へ行けば種類も増える。…ただし野生動物は警戒心があり接近する前に逃げられるなど、見られるとは限らない。
利用・長所・欠点
愛玩・乗り物・荷役運搬・農業・酪農・介助・観光・広告
狩猟・戦闘・捜索・警備・実験研究・賭博・闘技・展示など。
血肉・内臓や卵が食料とされたり、牙や骨、毛皮や油脂が利用される場合も多い。(→狩猟)
特定の害獣・害虫などの駆除に使う場合や、剥製や骨格標本としてが展示されている場合も。
警察・消防における捜索・救難、戦闘用・軍用・攻撃として用いられる場合もある。
近代においては機械・自動車によって代替されている部分も多い。(馬・馬車など)
機械と比較して生物の利点として…
利点
- 石油・ガソリン・電気が不要で水と草を与えれば生きられる動物も多い。
- 四足歩行であれば多少の段差は乗り越えてくれる。
- 何だかんだで愛嬌がある。
- シンボルやトレードマークとしても目立つ。
- キャラクターとしても親近感を持ちやすい。
欠点
- 頻繁な世話が必要で、病気・感染症・ストレスに弱い。
- しつけが必要(後述)、個々の性格や人間や環境との相性も考慮しなくてはならない。
- 糞尿の処理や清掃、寝床の素材・巣材の定期的な交換も必要。
- たとえ小動物の飼育であっても、一生涯の世話には安くない出費が必要。
人間と比較すると健康に走り回れる寿命が短いものも多く、苦労して育てた割に実用的に使える期間が短かったり、病気や戦闘によって死亡・負傷することで価値を失ってしまう場合もある。
コンピュータやゲームのようにセーブデータの引き継ぎはできないため、買い替えればしつけや教育がゼロの状態からやり直しである。警察犬・介助犬などは素質がなければ務まらないものはさらに幅が狭くなるといった欠点もある。
人間や環境との相性
しつけの必要や、慣れない人の言うことを聞かないといった欠点もある。
- 人間の言語が通じないため意思疎通・複雑な命令指示が難しい。
- 長く付き合わなければ、何が好きか嫌いか欲しいのか嫌なのかも分からない。
- どこが悪いのか痛いのかといった問診はできず、経験や機材が必要となる。
- むしろ弱っていると外敵に狙われてしまうため、平然を装っている事例も多い。
- 自動車のように誰でも乗れる・使えるということもない。
- 一方的に叱責や体罰を行っても状況が改善されるどころか信頼関係を損ねる。
- 割と小心で、環境が変わるだけでも怯えたり警戒する場合も多い。
- 多頭飼いの場合、既に飼育している他の動物との相性もある。
安心や信頼関係が無くなり、過度なストレスをため込み発散できない場合、暴れる、噛む・蹴る・脱走などで周囲に危険を及ぼす場合もある。家族間でもペットの対応が異なる場合も多い。
一時的な病気なのか相性なのか環境なのか、素人にはストレスの原因がよく分からない場合もある。
その他の欠点
ペットや相棒として愛着を持ちやすい反面、長年連れ添ったペット・愛馬などが亡くなればショックも大きい。(ペットロスなど)また具合が悪くても人間の医者・知識では診察・治療ができず、知識・技術・設備を持った獣医も必要となる。
いい加減な飼い主で迷惑を振りまく、家から逃走して騒ぎになる、捨てる、といった問題もある。疫病が蔓延した可能性やペットブームで売れ残った大量の動物が殺処分される事例も多い。逆に無計画な引き取り・繁殖によって致命的な悪臭・騒音・不衛生といった凄惨な動物屋敷・ゴミ屋敷と化している場合もある。
海外から持ち込まれたり、身勝手な人間が放流した外来種なども問題となっている。(→外来種)
自然界のバランスが崩れ、また乱獲によって大量発生や絶滅といった数的な問題も多い。
また動物が嫌いな人から見ればほぼ害悪でしかなく、動物虐待の有無に関係なく邪険に扱われがち。
都会に拠点を構える動物愛護団体が、現地の害獣などの経済的・人的被害を一切無視し
「くまさんがかわいそう!」「撃って楽しむハンターは○ね」「クマと仲良く」など
お花畑の理想論だけで自治体にクレームを入れてくる。もちろん被害の補償など行わない。
(→動物愛護団体) でも肉は食べるし、可愛くない動物は保護しない。
密猟・密売など
希少性の高い動物は世界的・日本国内外において高く取引される。
倫理観の無い利己的な悪人は金になるものを黙って見過ごすことはないため、結果的に密輸・密売といった犯罪や反社会的勢力の資金源、ひいては乱獲や絶滅の原因となる。(密猟者など)
発展途上国においては教育不足もあり、地道に稼ぐよりも密猟したほうが遥かに儲かるため、地元民でさえ動物保護どころか絶滅に加担している事例もある。乱獲だけでなく生息地における焼畑農業や森林伐採といった環境破壊も相まって問題となっている。
動物(カテゴリタグ)
jp | 動物 |
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de | Tiere |
es | Animales |
tw | 動物 |
おもに人間以外の動物を題材にした動画に付けられるカテゴリタグ。
投稿される生き物の種類で多い順番で並べると、猫、犬、鳥、鼠、魚、爬虫類、その他の順。インターネットユーザー(特にニコラー)には猫好きが多いと言われており、この動画(ニコニコ動画)でもその傾向が現れている。
身近にいるかわいい動物を撮影すれば比較的手軽に動画として成立し、著作権問題とも無縁であるため、著作権に厳しく、一から動画を制作する職人的な動画うp主もいないマイナーな動画共有サイトではかなり定番のジャンルとなっている。トップページによく掲載されている「おすすめ動画」が常にわんことぬこで占められているということも。
先述の通り動物カテゴリはペット動画が多いこともあってか、野生動物を撮影した動画に関しては自然カテゴリに流れる場合も多い。また、可愛い動物を見たいペット派の視聴者にとっては昆虫や爬虫類、両生類のような動画は敬遠したいだろうし、その逆もしかりで野生動物や動物の生態を見たい視聴者にとってはペット動画が多くて困るという面もある。
このように悩ましい問題を抱えた動物カテゴリだが、一番の問題は植物の行き場がないことだろう。野草はまだ自然カテゴリに行けるから良いが、園芸植物はどーする?そこのところどうなんだ!運営!
創作・フィクション等
非生物を人間にする擬人化のように、動物を擬人化してしまう例も有名であるが
逆に人間やキャラクターを動物にしてしまうものもある。 → 擬獣化
デザインが人間と動物どちら寄りかは作品・作者のアイデアによって異なるものの、耳や尻尾といった特徴的な外見をつけやすい。ケモノといったジャンルも一部の方々には人気である。 → ケモノ
モデルとなった動物の特徴を生かしたモンスター・怪物・怪人なども多いなど
アイデア・ネタの元になったり、飼っているペットを題材モデルとした作品もある。
子供向けアニメやギャグマンガだと普通に喋ったり、やたら人間臭く動く。
実は喋れる、人語を理解するなど予想以上に賢いといった設定も割とある。
その他、コスプレ等においてはネコミミ・イヌミミ・獣耳(ケモミミ)等も多く用いられる。
サバイバルを扱った作品等においては、動物を倒すことで肉や毛皮など多くの素材が手に入ることも。
人々が戦争・災害等で避難してしまったり寄り付かない地域、人類がほとんど滅亡した世界(→ポストアポカリプス)においては、緑に覆われ始めた街を野生動物が闊歩している姿が描かれることもある。
関連動画
関連項目
ニコニコ動画のカテゴリタグ(サブカテゴリ)一覧(2018.11~) ※2018年の新規追加カテゴリは太字 |
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脚注
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子記事
兄弟記事
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