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Oracle、プログラミング言語/開発プラットフォーム「Java 24」をリリース

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 米Oracleは、プログラミング言語および開発プラットフォームであるJavaの最新バージョン「Java 24」を3月18日(現地時間)にリリースした。

 Java 24では、パターンマッチング、instanceof、switchを使用する際に遭遇するプリミティブ型に関する制約が取り除かれ、パターンマッチングの強化が図られている。また、すべてのパターンコンテキストでプリミティブ型のパターンが使用可能になり、すべてのプリミティブ型でinstanceofとswitchが使用できるようになった。

 あわせて、コンストラクタ本体に導入された2つの明確なプロローグとエピローグのフェーズによって、コードの信頼性を向上させられ、これまでは補助静的メソッド、補助中間コンストラクタ、またはコンストラクタ引数に分解しなければならなかったロジックを、より自然な形で配置可能になっている。また、サブクラスのコンストラクタ内のコードがスーパークラスのインスタンス化に影響を与えないというセーフガードが維持されるので、メソッドがオーバーライドされた際のクラスの信頼性が向上する。

 さらに、インポートコードをモジュール自体に配置する必要がなくなり、モジュールがエクスポートしたすべてのパッケージを迅速かつ簡単にインポートできるようになったほか、単一クラスプログラム用の簡素化された宣言を記述して、スキルが向上するにつれてより高度な機能を使用してプログラムをシームレスに拡張することが可能になった。

 ほかにも、Stream APIの機能拡張によるカスタムの中間操作への対応、Javaクラスファイルの解析、生成、変換のための標準APIの提供、スレッド内およびスレッド間での不変データ共有への対応、転送中のデータへの暗号化セキュリティの適用、量子耐性のあるモジュールlatticeベースのキーカプセル化メカニズムの実装、jlinkツールによるJDKのJMODファイルなしでのカスタムランタイムイメージの作成、HotSpot JVMのオブジェクトヘッダサイズの64ビットアーキテクチャ上での64ビットへの縮小など、数多くの機能追加・改善が行われている。

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