"ハッカソン"とは、一言でいえば気鋭のプログラマーたちが集まって、短期間ながら凝集性の高い交流を通じて開発に取り組み、課題解決を目指すコーディング・イベント。バイオハッカソンは2008年にこの形式を採り入れ、以来ライフサイエンス分野のデータベースを扱う世界トップレベルの研究者や技術者を集めて、毎年開催しています(NBDC、DBCLS主催)。近年は、Web 3.0時代のセマンティック・ウェブにおいて標準とされるデータ形式「RDF(Resource Description Framework)」化を推進しており、世界的にも、データの統合化と標準化を担う重要な機会として定着してきました。第7回目の今年は11月9日〜14日、東北大学 東北メディカル・メガバンク機構との共催により仙台・松島で開催され、10ヶ国から78名が参加。今回はこのイベントについて、オーガナイザーの片山俊明特任助教(DBCLS)